mixiユーザー(id:26980384)

2023年09月15日12:47

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西武30000系を増備点検しました

さぁ〜いつもの全般検査ならぬ分解点検のバリ取り作業です。
今回は以前入手した西武30000系の増備として入手しました。
地下鉄有楽町線と乗り入れしている西武車なんですが6000系と40000系が入線してきます。
6000系も好きなんですが残念ながら市場の人気が高くてほぼ入手困難なんです。
40000系は製品化されていないのでこちらも入手は無理。
他の西武車も2000・9000・20000系は入線してこないので車両の観察が出来ません。
そこでBトレに思いを馳せて妄想乗り入れを楽しんでいます(笑)
特にこの30000系は西武車らしくなく斬新なデザインでお気に入りです。
さぁ〜入線車両は上下を分離してそれぞれ分解します。
ピンセットとマイナスドライバーさえあれば無理なく分解できるのでBトレインショーティーは大好きです。
あとはバリ取り用のカッターナイフでバリを削るだけです。
こんな小さな模型でも前オーナーがどのように組み立てているのかわかるのでとても勉強になるんですよ。
まぁ〜だいたい台車レリーフが浮いていたり外れやすくなっているのは台車部分のバリが悪さをしているからです。
ご参考までにここのバリ取りをしっかりしてあげればキチンと取り付きますからね。
今回の入線車両、行先表示は急行西武新宿行き
前回が各駅停車保谷行きだったので新宿線と池袋線のコラボという事になりました(笑)
まぁ〜完成品を落札しているのでデカール等が無いのでアレンジのしようが無いからこのままでOKです。
実車の配置は2023.4.1現在(Wikipedia)で以下のとおりなんですね。
・新宿線 10連×6本(玉川上水)、8連×9本(南入曽)
・池袋線  8連×9本、2連×6本(武蔵丘)
とても変わったデザインの車両なんですが導入時にしっかり最新の車両技術を取り入れているんですよね。
・座席部分の構造と握り棒についてはJR中央線E233系0番台。
・車内天井部と車両間貫通扉部は地下鉄有楽町線10000系を踏襲しているんですね。
そもそもこの西武の30000系は日立製作所が開発した鉄道車両の製造技術(A-Train)
次世代のアルミニウム合金車両システムで製造された車両なんですね。
・車体に骨組みを必要としないダブルスキン構造を採用しています。
 これはダンボールみたいに中空の箱型にすることで内部にトラス構造の強度部材を入れて強度を確保しているんです。
・接合部分は摩擦攪拌溶接(FSW)を用いる事で歪や強度の改善が図られています。
 通常のビード溶接のように母材を温める事無く部分的に接合できるのがいいですよね。
・室内の内装関係は自立型内装構造を採用する事で内装部分を別工程で製作出来ます。
 完成した車体に内装のユニットをはめ込んで取り付けるだけですからかなりの納期短縮になりますね。
・電装関係に制御総合型制御伝達装置を使用しているので従来の100V信号線を使わずシリアル伝送しています。
 全電気ブレーキの採用が可能なのもホントすごいですね。
 なにしろスムーズな加速制御のように減速から停止まで出来ちゃうんですよ。
(但し法令で列車は最低2系統のブレーキが必要なんで空気ブレーキは残ってますけどね)
う〜ん・・こんな小さな模型でもしっかり新技術を採用されている事がわかるんですね。
今回もまた大変勉強になりました!(笑)
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