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2023年09月11日23:59

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「らんまん」では万太郎と寿恵子の人生はどのように描かれるのか?

朝ドラ「らんまん」は、まだ明治時代で万太郎のモデル・牧野富太郎の人生の折り返し点にも差し掛かっていませんが、放送期間は3週間くらいしかありません。

寿恵子のモデル・牧野壽衛は1928年に亡くなりますが、万太郎のモデル・牧野富太郎とは亡くなった年が30年近く差があります。

牧野富太郎(1862年5月22日〈文久2年4月24日〉 - 1957年〈昭和32年〉1月18日)
牧野壽衛(1873年 - 1928年2月23日)


近年の朝ドラで、夫婦ともにOPに登場し、妻が先に亡くなった作品の夫婦のモデルの生没年を調べてみると、「マッサン」の竹鶴政孝・リタは20年近く差がありますが、「エール」の古関裕而・金子(*1)は10年差ぐらいです。

竹鶴政孝(1894年6月20日 - 1979年8月29日)
竹鶴リタ(1896年(明治29年)12月14日 - 1961年(昭和36年)1月17日)

古関裕而(1909年(明治42年)8月11日 - 1989年(平成元年)8月18日)
古関金子(1912年(明治45年)3月6日 - 1980年(昭和55年)7月23日)


槙野万太郎・寿恵子は竹鶴政孝・リタや古関裕而・金子と比較すると妻が亡くなった時期がかなり差があることがわかります。

もしかしたら「らんまん」は万太郎の一代記というよりは、あくまで槙野万太郎・寿恵子のドラマとして描く可能性があり得るのではないかと思えてきました。
(「マッサン」ではエリーが亡くなった後のマッサンの事業は簡略に描かれていますが、寿恵子が亡くなった後の万太郎の事業はナレーションか先に挙げた「マッサン」のように簡略に描かれる可能性があり得るということです)

あくまで予想にすぎませんが、ドラマ自体はラストスパートに差し掛かっているため、万太郎の人生をどのように解釈して描くのか実に興味深いです。

個人的には寿恵子が亡くなった後の万太郎の人生も描いて欲しいですが、スペシャルドラマ等で描く可能性はあり得そうですね。


こうしてみると最近の朝ドラでは夫婦(どちらか)の最期のシーンが描かれる作品自体少ないです(*2)
「エール」の前は「わろてんか」(2017年下期)まで遡らなくてはいけないようです。


(*1)本編では最終回の予告があるため分かりにくいですが、総集編後半のラストシーンは
音が亡くなるシーンです。

(*2)「カムカムエヴリバディ」の安子編は稔が先に亡くなっているが、戦死などで青年期に亡くなっているケースはここでは除外。

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