mixiユーザー(id:39816565)

2023年09月08日16:12

25 view

MEG ザ・モンスターズ2(Meg 2: The Trench)

 ジェイソン・ステイサム主演で、巨大ザメ「メガロドン(Megalodon)」=通称「MEG(メグ)」の恐怖を描いた海洋パニックアクション「MEG ザ・モンスター」のシリーズ第2弾。

潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、海洋調査チームとともに地球でもっとも深いとされるマリアナ海溝へと潜り、人類未踏の約10キロの深海へと向かう。そこで彼らは謎の生命反応を探知し、触れてはならない恐怖を目覚めさせてしまう。それは見たこともない大きさとどう猛さで生態系の頂点に君臨する巨大ザメ=MEG(メグ)の群れと、さらなる巨大生物たちだった。それらはやがて深海からビーチにまで襲来し、テイラーたちは絶体絶命の危機に陥る。

「ワイルド・スピード」「エクスペンダブルズ」「トランスポーター」などさまざまなアクション映画で活躍するステイサムが再びジョナス・テイラー役を演じる。前作からはほかにクリフ・カーティスらが続投。新キャストとして「戦狼 ウルフ・オブ・ウォー」などのヒット作で知られる中国の人気アクション俳優ウー・ジンらが参加した。監督は「フリー・ファイヤー」「ハイ・ライズ」のベン・ウィートリー。(映画.comより)





<2023年8月27日 劇場鑑賞>

 前作は「えぇっ!絶滅したはずのメガドロンが、海溝のその奥のアナザーワールドで生きていた?」という斬新すぎる視点に驚き、元飛び込み選手のステイサムを海に送り込んだうえ、出演者に「カッコいい〜」とまで言わせた単純明快な話の展開に感嘆したものでした。「そりゃヒットするわ」って感じで、とても楽しんで見れました。

 すると案の定、続編です。もちろん、最初から予定されていたのかもしれませんが(「メグはひとりじゃない」って言って終わったから、最初から作るつもりだったか)、こんなに単純なサメ(?)映画の続編、駄作にならなければいいけど、と少し不安でした。結論から言うと、メガドロンの大群だけではなく、恐竜みたいなヤツや爬虫類みたいなヤツ、プレデターみたいなヤツなど、区別できないほどいろんな生き物が大挙してリゾートアイランドに押し寄せ、その画だけなら普通のパニック映画に成り下がってしまっていたと思うのです。ステイサム、原始的な戦い方のわりには不死身すぎるし。しかし、それを補って余りあったのが、男たちのバディな関係。1作目より大きくなった女の子はウザい存在になっていたけれど、あの年頃の「子供じゃない。私は何でもわかってるし、なんでもできる」と自分を過大評価する傾向は女の子に強いと思うので、まぁある意味現実的だったのかもしれません。

 前作から引き続き出演のクリフ・カーティスも、いつの間にあんなに渋みを増したのかと思うほど魅力的になっていたし、今回ステイサムと同じくらいの活躍を見せる中国人スタッフのウー・ジン(私は彼を知らなかった)も、自己中な奴かと思いきや、いざとなれば道理のわかる奴で、しかもとことん強かった。決してステイサムに引けを取りません。今回は彼がかなりの場をさらってましたね。クリフ・カーティスも「あれ?彼ってアクションスターだったっけ」と思うほどの活躍を見せていたし、彼らの熱い活躍と連係プレーが映画を引き立たせていたと思います。モンスタームービーというより”おじさまムービー”かも(笑)。

 逆に悪役の女性たちが、単純でアホっぽく描かれてましたね。時代に逆行しています(笑)。ここは「世間がうるさいから数だけ女性役員を揃えておけ。重要なことはさせないから」って感じですかね。違うかもしれないですけど。

 まだまだ続編アリな終わり方でしたね。どうなんでしょう。個人的にはもういいような気もします。
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する