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2023年09月03日23:59

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映画の中の赤

ちょっと前に香港の王家衛監督のIn the Mood for Love(花様年華)を観て、とってもいい映画で感心したんだけど、それよりも気になったのがオープニングも最後のクレジットも画像なしで赤地に白の文字の字だけの画面。で、その赤というか朱というかの画面でこれってアルマドバーみたいね、って思って映画の中での赤の使い方に思いをはせたのよね。ってか、赤って凄い色ね。



昔の貧しい時代(1962年が舞台)の香港のジメジメ暑い感じがよく出てるわよね。

で、アルマドバーはこれ



そうか、赤には「劇場」を表す意味もあるのか。

で、あと、赤の使用で有名な映画と言えばヒッチコックの「めまい」Vergtigo



あと、カラー映画の少ない小津も赤(朱)色のヤカンがキーとか、赤の使い方がポイントの映画が多い。



最近はAFIでゴダール特集やってるのでいろいろ観てるんだけど、彼の映画もカメラ(シネマトグラファー)がラウル・クータールだと色の使い方が上手くって目立つ。



アタシも将来映画作ることがあったら、赤の使い方に気をつけましょう、って思ったわ
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