秋になれば、オーディオなど文化シーズンですね。
相変わらずオーディオアクセサリー誌の各社ケーブルの部分を読んでも、どれも音楽性が豊かで最高だそうです(笑)郷ひろみさんの「サイコー!」の連呼のようです!
「音展」には行けないものの、イベントを動画生中継していて、スピーカーかバイノーラルヘッドホンか、聴く方法も選択できるようになっていました。
福田先生は雑誌では遠慮されていても、流行の「仮想ケーブルを聴き比べする」。繋いで試聴してとあるメーカーへはノーコメントとメーカーへの改善アドバイスには苦笑してしまいました。
雑誌と違う(笑)
アンプやコネクター、コンセントグッズなどの紹介でプラグに触れたら本体の金属材質を少なくとも書いて欲しいですね。
金属の抵抗値とどれくらい電力が伝わるかという導電率です。
抵抗値 導電率(%)
銅(29) 1.6〜2.3 75.0〜107.8
アルミ7075-T6 5.4〜6.2 27.8〜31.9
リン青銅 6.5〜17 10.1〜26.5
真鍮 (黄銅) 4〜7 24.6〜43.1
同じ銅、リン青銅でも30%以上も違う。真鍮だって2倍近く違いますね。
リン青銅は普通の電源コンセントで使われているようです。
でも電気が通りやすいりん青銅かどちらかは見てもわからない!
かねてから信頼できるブランドで選ぶしかありませんよね。
「ワタシ、アンプの試聴があれば、顔(デザイン)もさることながら、裏に回ります。」
見えないところには手を抜く可能生がありますから(苦笑)。
雑誌で書いて欲しいのは本当はこういうところです。
千七百万円というお代にも驚くプレイバックデザインの半畳もの大きさのパワーアンプです。
刑事のように裏を撮りましょう(笑)
おおっ!流石です。
右の金メッキタイプのフルテックの端子が使われていますね。
本体は純銅であることは、拙自作アンプのTELEFUNKEN EL156PPアンプに左を使ったのでわかっています(おバカ 笑)。
先日の現代びっくりなネットワーク要らずの能率107dB以上という異常な高能率のホーンスピーカー、アバンギャルド UNO
オーディオ刑事はここでも裏取り(笑)
同じドイツのWBTのスピーカー端子ですね。
本体は純銅か純銀かのいずれかで万単位の端子ですね。
https://www.esoteric.jp/jp/product/wbt-0708/top
前にも書きましたが、プラグもコネクターも全てフルテックの同じシリーズのものでして、今はRCAラインケーブルはアコリバケーブルですが、アコリバもコネクターを指定するとそれにしていただけます。
Yラグもバナナプラグも全部フルテックの同じシリーズで揃えました。
端子はどれにしたらどんな音質かに注目されていますが、それより、音のよい端子(同じメッキ)に全て揃えることをできるだけ徹底しています。
これは、メーカーの方からそこまで気にする必要もないし、メッキは金かロジウムか最悪錫メッキだから大丈夫よ!と言われるのを承知で異種金属の接触はなるべく避けたいからです。
我々は知る必要もないですが、
異種金属接触の問題は文献によると以下のようです。
電位が大きく離れている金属同士が電解質中(電気が流れやすい状況)で接触すると、卑(いや)な金属の方のイオン化がますます促進されます。この現象を
「異種金属接触腐食」と言います。
「異種金属接触腐食」をもう少し電気化学的に追加説明しますと、電位の違う二つの金属が電解質中で接触すると、卑な金属がアノードとなってイオン化(腐食)が助長され、貴な金属の方はカソードとなってイオン化が抑制されます。アノード側で助長される腐食を「異種金属接触腐食」と言い、その時カソード側では腐食が抑制されていて、これを「カソード防食」と言います。
。電位が大きく離れている金属同士が電解質中(電気が流れやすい状況)で接触すると、卑(いや)な金属の方のイオン化がますます促進されます。この現象を「異種金属接触腐食」と言います。
https://www.jssa.gr.jp/contents/faq-article/q9/
以上
メッキもとても重要です。金メッキの下地メッキが磁性体の場合は磁気歪みの原因にもなりますから!
『オーディオ端子の材質とメッキ』
材質オーディオ端子、とりわけ無印のものなどは大概真鍮です。フルテックのような純銅なんて高品質なら間違いなく、カタログにそれをうたっています。WBT社もしかり、…
https://ameblo.jp/tiromie/entry-12601479080.html
メーカーが力入れて本気で音質追求した製品は端子まで手抜きはないと思っています。
秋はオーディオフェアシーズン。
我々エンドユーザーはそういう手抜きがないほどの力の入れようかは「オーディオ刑事は裏を取る!」でしょうか(笑)
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