職場の健康診断で「希望者は胃カメラも受けれるようになりました」となったため、先陣切って胃カメラ体験をしてきました。
「はじめてなんです、やったことありません、バリウムは経験あるんですけど。でも、抗原検査するときいつもくしゃみが出るんで、口から入れた方がいいのかな?」
と私がいうと、看護師さん「鼻からにしませんか? 鼻からの方が楽なんですよ」とな!
系列店の看護師のゆいちゃんが「や〜。ふつうの検診だから麻酔してくれませんよ〜。だから、わたしは今日はしません」などと脅したので、ちょっとびくびく。
出血を抑えるやつ、それから、麻酔を2回!鼻からしゅ〜っと入れました。
そして前もって看護師さんが「喉を通るときは違和感があります」とか、「口の中にたまったら、出しても大丈夫」とかいろいろ言ってくれる。
覚悟してると全然違いますね。
あと、口から入れると「おえっ」ってなるところを通るんだけど、鼻からだとそこは通らないんだって。
こんなの入るの? と思ったけれど、喉元すぎればそんなに違和感もなかった。
もっと言えば、喉元もそんなに違和感なかった。麻酔はやっぱすごい!
「鼻から呼吸できないから口で呼吸してくださいね。ふ〜、ふ〜っ!って」
看護師さんが「ふ〜っ、ふ〜っ」って言ってくれる。出産みたいだ。
画像見てみたら、胃の内部はつるんとしてました。
でも、ひーひーふーふーに夢中でそんなにいっぱいは見れませんでした。
ちょっと時間をおいて先生が説明してくれた。
「ポリーブもなかった、ピロリ菌もないようだ、これからも3〜4年に一回はやってくださいね」とのこと。
ピロリ菌は持ってると思ってました。
ハハが持ってて、長いこと薬飲んでたから、たぶん自分もあるな、と。
もともとガンの家系なので、簡単な検診はなるべく行うようにしています。
でも、胃カメラは時間がかかるし、なかなか撮る機会がなくて敷居が高かった。
やってよかったです。
身体というのは自分の持ち物なのに、けっこうふわっとした、わけのわからないものです。
脳とか撮影すると自分が「頭蓋骨だった!」とびっくりしてしまったり。
食べるのが好きなわたしの胃なんてどうなってるか想像もできなかったけれど、つるんとした(なんでも飲み込めそうな)宇宙でした。
安心感は大きい。
クライアントからは「出産以外の入院はしたことなかろ?」と言われるわたしですが、お察しのとおりです。
ひ弱そうで、あまり大病の経験がない分、病気はとてもこわい。
鼻からカメラは、こわかったけれど、いやいや、思った以上の安心感だったのでやってよかったです。
そして、数時間後に原因不明の生あくびと眠気が。
その日はやっぱり安静ですよね。
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