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2023年08月06日11:50

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自宅で観た映画(ブラック・フォン、X エックス、処刑!血のしたたり)

8月の3本レビューは毎年恒例のホラー映画特集。
今回も古い作品から新作まで、色んなホラーをレビュー。

8/1(火)
「ブラック・フォン」The Black Phone(2022年)
主演 メイソン・テムズ イーサン・ホーク 
監督 スコット・デリクソン 
アマゾンプライムで鑑賞。
1978年の郊外で次々とグラバーと呼ばれる犯人に少年が誘拐される事件が続発。
主人公の少年も同級生や親友たちが拉致されて、遂には彼自身も拉致されて犯人の地下室に監禁。
彼の妹は母親譲りの霊感があって予知夢で兄を探そうとする。
妹と同様に霊感を持つ彼に、地下室の回線の無い電話から、拉致されて死んだはずの少年たちから彼に警告するのであった。
去年の作品で未見で、今回が初鑑賞。
監督のスコット・デリクソンは「ドクター・ストレンジ」で知られるが、
私的には「エミリー・ローズ」や「フッテージ」や「NY心霊捜査官」などの低予算ホラーが得意な方の監督だと思う。
発想やアイデアが面白く、それを生かした内容で、今回もまさにそれ。
全く予備知識も無しで見たんだが、最初は地味な展開と思いきや、後半は主人公の少年を応援したくなるカタルシスあふれるクライマックスが最高だった。
主人公の少年とその妹は、霊感を持っている。
タイトルになってる黒電話は、犯人が監禁してる地下室の線の切れた電話だが、そこに彼だけに死んだ少年の霊が、ここから脱出する事を話す。
あまり書き出すとネタバレになるのでそこまでにするが、ラストに至るクライマックスは最高で、本当にスカッとさせる展開なんで万人にはおススメできるホラーでもある。
主役の少年や妹など、子役たちのキャラや演技が光ってるのも良いし、
同監督の「フッテージ」にも出ていたイーサン・ホークがサイコな殺人鬼役なのもまた面白い。
これは是非おススメ!

8/2(水)
「X エックス」X(2022年)
主演 ミア・ゴス 
監督 タイ・ウェスト 
1979年、自主製作のポルノ映画を撮るために、老夫婦がいる農場の離れの家を借りて撮影を始める男女6人組。
しかし、その老夫婦は異常者で次々と6人組を襲う。
こちらも去年の新作ホラーで未見。今回が初鑑賞。
内容は全く知らずでの鑑賞だが、この手のホラーを多く見てると容易に分かる。
ワゴン車で片田舎に来る男女で、この出だしの雰囲気からして「悪魔のいけにえ」ぽい。
また、被害者の1人は農場近くの池でワニに食われるから「悪魔の沼」からも影響が伺える。
タイ・ウェスト監督はトビー・フーパーから影響を受けてると見た。
何よりも不気味というかキモイのが、異常な老夫婦。
いつポックリ逝ってもおかしくないのに、特に婆さんは殺人(アッチの方も)においては元気?
田舎でひっそり潜む異常者家庭も「悪魔のいけにえ」から来る流れ。
演出的にも中々面白い見せ方するし、ありがちな内容ながらも最後まで見れた。
また、この殺人鬼婆さんの過去を描いた続編「Pearl パール」もあるとの事。
また機会があればレビューしたい。

8/3(水)
「処刑!血のしたたり」Intruder(1988年)
主演 エリザベス・コックス 
監督 スコット・スピーゲル 
最近買ったブルーレイで鑑賞。
夜の営業終了したスーパーマーケット。
閉店セールの準備で残業の従業員たち。その中のヒロインが分かれた元カレに寄りを戻せとしつこく押し掛ける中、謎の殺人鬼によって一人ずつ惨殺される。
80年代に量産された殺人鬼物のスプラッターホラーの1本だが、
この本作もその流行にのって作られた典型的な内容。
前半は本題に入るまでが結構退屈だが、中盤辺りから特殊メイクによるスプラッターシーンのオンパレード。
グロさではかなり高い方で、特殊メイク好きにはおススメ。
特に頭部を半分スライスするシーンはかなりエグイ。
前半でヒロインの元カレが犯人じゃないかと思わせぶりな演出をするが、
この手のホラーを見てる私には「どうせ意外な人物でしょ?」
と思ったら本当にそんな展開。
全体的にはグロシーンが見せ場であるが、内容的にはもう一工夫欲しいような?
真犯人である殺人鬼の正体が、何か意外とショボい感じがしたのもあったかな。
スーパーの店員の1人に監督であるサム・ライミが顔出しで出ており製作にも参加。
また「死霊のはらわた」の主役ブルース・キャンベルも警官役で出ている
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