ガチ星

17年

日本

監督：江口カン

主演：安部賢一

106分

ギャンブルやタバコ、酒に溺れ、全てを失った元・プロ野球選手が、一念発起し競輪学校に入り、過酷な練習やシゴキに耐えながら、自分を見つめ直していく姿を描く。
『サンクチュアリ 聖域』の江口カン監督の劇場映画初監督作品。

ヤバイくらいに傑作でした。
近所のレンタル屋さんやサブスクにもなくて、『TSUTAYA DISCAS』というネットレンタルサービスでようやく観れました。
のっけから半裸の男衆が一心不乱に自転車を漕ぎまくる。
教官が叫ぶ「もがけもがけもがけええっ!!」
余りに熱量高めの導入口に面食らったが、同時にハートを鷲掴みにされ、続く転落主人公のクズエピソードの数々に大いに感じりました。
主演の安部賢一は本作が初主演作。何ともホークスのユニフォームがよく似合う中継ぎ投手顔。どう見ても「そのもの」にしか見えませんでした。
クライマックスのデッドヒートはスポーツ映画史に残る名勝負と言えるでしょう！