23年
日本
監督:庵野秀明
主演:池松壮太
121分
石ノ森章太郎原作の伝説的特撮ヒーローを『エヴァンゲリオン』の庵野秀明監督が独自の解釈でリブート。
改造人間・本郷猛と緑川ルリ子はSHOCKERの研究施設を脱走。
共にSHOCKERと戦うことになるのだが・・・。
のっけから血みどろ残虐アクションで白石和彌監督のお株を奪ってみせたが、続くVSクモオーグ辺りからCGの多用が目立ち始め、後半はほとんどがフルCGのバトルでした。
ドキュメンタリーでこだわり抜いてアクション部に迷惑をかけていた段取り無しの肉弾アクションはどこへやら。カット割り多すぎて見辛いし、ちょっとなあ。。。
そもそも土台となるストーリーが理屈っぽ過ぎてつまらないのよ。
常に8割がた変身状態でポーズも取らない本郷猛にケレン味は感じなかった。
造形やシーンにカッコ良いと思える箇所がないではないが、全体的なブツ切れ感も手伝ってTVドラマの総集編を観ているようだった。
個人的にはシン・シリーズ最大の駄作でしたね。
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