「鴻巣荷受けの鴻巣届け・・」

遥か昔昭和63年（1988年）ロードランナー（バイク便）創設当時直後、高井戸で受けた次の指令は、驚嘆すら通り越して声を失った「鴻巣荷受けの鴻巣届け５Km1800円・・」GL400カスタムに跨ったままかけた公衆電話で相当な苦言を呈したが聞き入れられず、結局フル下道で二時間くらいかけて鴻巣へ行き(当時は乗りたくても乗る高速がなかった）、荷受けて10分でお届け完了、また二時間くらいかけて都内へ戻ってきたような気がする。電話代を1〜２000円請求したが留飲下がらず、その後、23区外への荷受は区域最短距離地点から荷受地までの直線距離を追加し、高速も全部乗り放題とする料金制度に改変となった。
本日の物置（前方10CM）移設はその鴻巣だ・・37年ぶりに向かうその地へは圏央道という素晴らしい高速で、途中狭山PAのすみっコぐらしスタンプラリーカードとHighwaywalkerを入手しつつ向かう。曇りがちとは言え作業開始後すぐに吹き出す大汗。後傾した物置の屋根の傾斜で背部隣家の真っ白な土間コンに茶水が落ちているのを防ぐため、物置の前下部のブロックを掘り出し前方へ１０CMほどずらし、物置ごと前方へ10cm移動し、背部隣家との塀間隔拡大＆水平出しで無事完遂。持って行った道具で使ったのはスコップ、タイダウンベルト、手袋、虫よけスプレー、その他は使わず終いでただの燃費悪化の重りと化したがまーよい。爆弾ハンバーグと温泉ごちになり帰りは下道渋滞若干嵌まって帰宅。とても良い汗をかいた。ちょとボケてるらしいその物置の持ち主が、この車いいねーーーと我がALNAMT（あるにゃむ）をしげしげ見ていたのがとても嬉しかった・・