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2023年07月01日12:03

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「らんまん考」➃ーたきと「ヤマザクラ」

　桜の「接ぎ木苗」　　　家紋入りの婚礼衣装（お色直し）　　　らんまんの山桜

「らんまん」第１３週　花のテーマは桜「ヤマザクラ」だった

万太郎と寿恵子はめでたく祝言をあげ　綾と竹雄は夫婦となり峰屋の
酒蔵を守ることとなった

シングソングライターのあいみょんさんによると
主題歌のるんるん「愛の花」は寿恵子のことを思って作ったと言う

　　　私は牧野富太郎の伝記や小説を読んだ事は無いので　詳しい事は
　　　分かりませんが　妻寿恵子は　六人の子育てと金策で並々ならぬ
　　　苦労をした女性　５６歳という若さで亡くなったそうだ

　　　　寿恵子無くしては　＜植物学の父＞富太郎は語れないかと

一方　母代わりとして峰屋を守り　万太郎を愛し　信じ続けたぴかぴか（新しい）たきの
人生に　いよいよのお別れがやって来た

　　　たきの生涯をかけた思いは　二つの「ヤマザクラ」に・・・

一つは　仙石屋（呉服屋）のクローバー「ヤマザクラ」
たきと家族で　久々に訪れたその大木には得体のしれない病気に侵され
ていた　が　万太郎は大切な命を絶やさぬ様に＜接ぎ木＞をしてあった
　
　　　驚いたように　そして　不思議そうに　
　　　その揺れるハート「接ぎ木の苗木」を見つめるたきだった

最後の桜は　自分の命を全うさせ旅立つたきの目の前のクローバー「ヤマザクラ」
もしかしらた？合成映像かなと思わせるような大樹とたきの姿でしたね

　　　ぴかぴか（新しい）�爐蕕鵑泙鵑犬祗瓩慮斥佞鮖弔掘＿搬欧魄Δ啓蕕蠡海韻燭燭�は
　　　山桜の花吹雪の中　大往生の笑顔で旅立ちました


＊：＊：＊　　　　　　　＊：＊：＊　　　　　　　＊：＊：＊　


サクラと言えば　明治頃までは「ヤマザクラ」（野生種）をさしたそうです

　　　山桜は　茶色い新葉と共に花開く花（葩）だと言う

そう言えば　茶道具の棗や炉縁に描かれている＜花筏＞の蒔絵には　ちゃん
と花と若葉が一つのモチーフになっていると　今更ながら気が付いた私

　　　そっか。。。

　　　それは
　　　万葉の時代から愛された「山桜」の風情だったのだと　納得できた

調べたら　「染井吉野」は　山桜とは種が別で　江戸後期に作られ　染井
村で植木職人らによって売り出され　明治に台頭してきた桜だと言う　

日本には　６００種以上の桜があると言うから驚きです
我が故郷にも　小岩井牧場には「一本桜」があり　盛岡には「石割桜」も

　　　コロナパンデミックのあと　今年は　四年ぶりに　世界から
　　　大勢の人たちが来日し桜お花見に酔いしれた春でしたね

我が自治会でも　今春　緑道に「カンヒ桜」の植樹を実施
子供達へと夢が繋がる　ぴかぴか（新しい）「桜」が育っています

ところで・・・
小倉百人一首に収められている小野小町九番歌は

　　　揺れるハート花の色は移りにけりないたづらに
　　　　　　　　　　　　　わが身世にふるながめせし間に

幸か不幸か？　
私の美貌は　小野小町さんの足元にも及ばないのでﾈ

歌の詞書に「やむごとなき人のしのび給ふに」にあるように　平安時代
の　雅な暮らしや女心の変化をはかり知ることは出来ませんが

　　　せめて らんまんなる桜花（桜）が・あせぬよう・・

せいぜい美顔努力に努めグッド（上向き矢印）おしゃれを楽しみながらグッド（上向き矢印）年を重ねてい
きたいものです
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