■【宝塚記念】イクイノックスが大外一気でGI・4連勝！
(netkeiba.com - 06月25日 15:46)
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今日も競馬と競輪で養分だった。
競馬は宝塚記念。イクイノックスからの相手にスルーセブンシーズを入れなかったことで養分が確定した。一瞬相手の候補に考えたが、昨年のマーメイドＳで惨敗しているような馬が･･･としたところが養分の入口だったことになる。この馬の宝塚記念参戦は随分早いうちに決まっていた記憶があり、社台の選択の正しさを証明したことにもなる。養分人間の悲しい後悔だ。
ということで、今年の上半期のＧ�気郎鯒�に続いて関東馬が勝ち越した。平成の世からの西高東低を見続けてきた立場からすると、かなり感慨深いところだが、宝塚記念のレース内容そのものを見ると、どうもイマイチに映ってしまう。
今日の勝ちタイムの２分１１秒２は１９９４年のビワハヤヒデと同タイムで、当時はレコードタイムだった。今と開催時期が２週間ずれているが、これをどう捉えるかという感じにもなるだろう。イクイノックスは関東馬だが、昨年の天皇賞（秋）、有馬記念の時に触れたのが「勝ちタイムの平凡さ」で、今日の宝塚記念もそれを書きたくなってしまう。
今日のイクイノックスはスタートがちょっとイマイチで、前に取り付くことができず、結果的にはそれが直線での差し足に結びついた形だが、３０年以上競馬を見ている立場からすると、「ビワハヤヒデのような横綱相撲＆好タイムで圧勝して欲しかった」と思ってしまう。時計が全てとは言わないが、中山牝馬Ｓを勝った程度の馬と接戦するようでは、今後どのような展望を持つのかと思ってしまう。社台はこの馬を凱旋門賞に登録しなかったが、Ｇ�毅艦⊂，靴討い覲笋砲呂修譴曚匹猟賣呂�ないという認識を持っているのかもしれない。
よって、海外に行く気はないかも･･･と思っていたら、早速netkeibaで「秋はジャパンＣを中心に」という記事が出ていたので、案の定だ。社台としては、キタサンブラックへの種牡け集中を避ける意味でも、イクイノックスを早めに引退させ、種牡馬ビジネスに結びつけたいのかもしれない。この馬はドバイシーマクラシックを制しており、ジャパンＣを勝てば、賞金（５億円）以外に褒賞金（２億円以上？）もゲットできそうなので、安全をとって「京都大賞典→ジャパンＣ」なんていうローテーションを組む気さえしてしまう。ファンとしては、アメリカのブリーダーズカップあたりを走る姿を見たいところだが、１口会員にしてみれば、より確率の高いジャパンＣを目指してもらう方が現実的だ。このあたりに日本競馬の限界を感じてしまう。
こんな感じで、本当に日本競馬は進化しているのだろうか、と感じるばかりの宝塚記念だった。イクイノックスがアメリカで走るのを観てみたかったが、それはかなわない感じになっているのも残念である。
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