帰り道

敵視している誰かも、
憎み、恨んでいる誰かも、
嫌いなあいつも、
み〜んなあなた。
あなたの分身なんだよ。
　
この世界は、
み〜んな、
あなたの分身が演じている
あなたが生み出した世界。
　
すべてが私なことに
辟易していた私が、
すべてが私だったことを忘れて、
私が生み出した
この世界への
冒険の旅に入ってきた。
　
私が私であることを忘れ、
すべてが新鮮に見える
この世界を
私は楽しんでいる。
　
　
相手が自分ではないと思えるから、
怒りや憎しみの感情が生まれ、
敵対できる。
　
それも冒険の道。
　
最後に
帰り着く先は、
すべてが私の世界。
　
まだ冒険し足りなければ、
冒険し続けるのも自由だよ。
すべてから分離した私を
生き続けていれば良い。
　
永遠の時間の中で、
一つ一つの有限の時間、
死という終わりある世界を
体験し続ける。
　　
　
冒険を終わらせたければ、
すべてが私の源に帰る
選択をするだけのこと。
　
私は、
私に帰る道を知っている。
　
その道は、
未来の先から、
私にその道を示し続けてる。
　　
静かに心落ち着かせ、
その道が示す先に
進んでいくの。
　
すべてが私の私は、
すべての私を慈しむ。
　
その想いが、
未来から今の私に
そこに行き着く道を
指し示してるよ。