中之島美術館で開催されている佐伯祐三展を観に行った。
初期の緻密に描かれた人物画や風景画、後期の絵具の原色を強く活かした街並みなどの絵が展示されていた。
前期の渡仏前と有名な画家に貶される直前の絵ははじめてで、緻密かつ印象派的な感じを受けた。
後期の作品は、雑誌などで度々取り上げられていたので知ってはいたけれども、実際に観たのはもちろんはじめてで、照明が暗いのでイマイチ色の雰囲気は掴みにくかったが、まるで描き殴りのような迫力があった。
とは言えど、パリ街並みのどんよりした建物の表現は、陰気だけれども存在感を主張したような表現だし、描くところはキチンと描かれている。
私の画風や技法とは全く異なるし、影響も受けてはいないけど、彼の作品は好きだし、感動もしている。
30年の短い生涯でダイナミックな活動をされ、これ程までにも沢山の作品を制作された事、晩年は病を押してまで”描き切った”生き方は羨ましく思えるし、これから後の世にも伝えられていくであろう。
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