陰謀論ですが何か

解散をやるだやらないだと、ここ数週間マスコミが騒いでいたのはいったい何だったんだろう。LGBT法案もすんなり通っちゃって、結局今のキッシー政権はアメリカ左翼政権のポチでしかないんだなと。今まで安倍さん殺したのはZ省とチャイナの共謀だと思っていたけれど、やっぱりアメリカなのかと思い直しているところ。

田中角栄にしても中川昭一にしても日本の政治家が自分の頭で考えて理念をもって独自路線を行こうとすると、マスコミに叩かれて失脚させられたり殺されたりするのは以前からあること。あ〜CIAかと思えばすとんと腑に落ちちゃう。なんだかなあ。

株が上がってバブル以来なんて言うけどさ、身の回りの実感としては電気代に保険料、なんでも物価が上がって大変よってだけで、一体どの世界での話かと思う。僕の学生の頃のバブルの浮かれた雰囲気はまったくない。あれが良かったとは絶対思わないけど、どこかのバカの浮かれた後始末のツケを庶民に回されるのだけは二度とご免だな。

太郎ちゃんがデジタル相になって進めているマイナンバーカードだって、不手際しか話題になってないけど、結構剣呑な話だよ。健康保険証代わりにしちゃうことで、まず健康状態が丸見え。東野圭吾の小説にあったみたいにDNAの情報と紐づけしちゃえば完全な犯罪対策だし、臓器移植にドナーになんて話までいくとキャーって思っちゃう。銀行口座と紐づけすることで資産状況を丸見えにして、要は税金逃れができないようにしたいんだろ。

国家は国民の個人情報を管理したいというのがいつの時代も必須の課題だけれど、隣のチャイナがスマホと監視カメラを使って実現しつつあるのかもう完成しているのか、完全な国民の管理を日本でも実現したいってことじゃないのか。

キッシーが会見開いてニタニタ薄笑いしているのを見ると、やべーな、この国の方向はってどんどん気分が暗くなっていくね。

今週の映画は「ゲット・アウト」（監督：ジョーダン・ピール/ダニエル・カルーヤ）を観ました。アフリカ系アメリカ人の写真家クリスは、白人の彼女ローズの実家へ招待される。過剰なまでの歓迎を受けたクリスは、ローズの実家に黒人の使用人がいることに妙な違和感を覚えていた…。

ホラーの棚に並んでたけど、ホラー的手法を使ってるというだけで、これはミステリーだよな。幽霊なんかよりよっぽど生きてる人間の方が怖いということ。コテコテの黒人差別でありながら黒人への憧憬もむき出しにしているところは、これが白人の本当の感覚でLGBTなんか実は絵空事じゃないのって、こっちの方が映画としては全然説得力があると思う。