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2023年06月13日16:00

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「らんまん」考�◆柴猯瓢�代の『朝顔』は、桔梗だった!!

　　桔梗（紫）　　　　　　　　軸：曳き舟の歌　　　　　　　　桔梗（白）

今日は朝から　雨たらーっ（汗）
静かな雨なので　許せます

　　　ウクライナではダム決壊　20万人の飲み水が不足していると言う

本日　関東甲信越/東北が梅雨入り
毎年の事ながら　水害の無き事を皆が願うメモ　日本の水無月です


＊：＊：＊　　　　　　　＊：＊：＊　　　　　　　＊：＊：＊


さて　「らんまん」の万太郎は自分の高みを目指し　植物学会誌発行に向
けて邁進中　月謝を払って石版印刷技術まで学び出したので驚くばかり

　　　植物への愛は　純真なる処世術さえも揺れるハート味方となって来た

最初　お調子者とも思える万太郎を　良く思っていなかった徳永助教授

今朝の放映では　何と　夕方一人で白い花の「夕顔」を観察している万太
郎と　徳永助教授との　ホッとする様な心通わすワン・シーンがあった

　　　�犹笋聾算疂�語の「夕顔」が好きだ�瓩函仝譴辰親善塀�教授

万太郎は　即座に「私は万葉集が好きです！」と述べると　徳永助教授は
背を向け乍ら　おもむろに　万葉集の和歌を詠み始めた

　　　クローバー「朝顔は　朝露負ひて　咲くといへど・・・」と　

万太郎は　すぐさま　それにそれに応えて　下の句を

　　　クローバー「夕影にこそ　咲きまさりけり」と　声を発して応えた

なんかﾈ　
まるで　＜クイズ方式＞か＜なぞﾄレ＞みたいな　心刺す交流!?　(笑)

徳永助教授が　万太郎を初めて認めてくれたような展開に
私は思わず　ｺﾚﾊｺﾚﾊひょっとしたら　徳永助教授　　　　

　　　「昨日の敵は今日の友」に　変身かと目がハート


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ところで　万葉集に詠まれた＜朝顔＞の事ですがﾈ
奈良時代の朝顔とは揺れるハート「桔梗」の事だったらしいですﾖ

　　　最古の漢和辞典に　桔梗の説明に『阿佐加保（ｱｻｶﾎ）』の記述あり

諸説ある木槿や（現在の）朝顔は奈良時代のあとに渡来したそうで　しか
も　夕方にはもう花はしぼみ　夕影が美しいものだと言う表現は当たらな
い訳ですからﾈ

この歌の阿佐加保（ｱｻｶﾎ）とは「桔梗」だと言うのが定説のようです

　　　阿佐加保（ｱｻｶﾎ）は　朝露負ひて　咲くといへど
　　　　　　　　　　　ぴかぴか（新しい）夕影にこそ　咲きまさりけり

さてさて　最後に　わが家の「桔梗」の事を申しますと・・・　

五月になっても新芽の気配が遅く　少しハラハラしましたが　六月にな
って　追肥と水やりが良かったと見え　草丈が急成長　

　　　おまけに　今日は優しい慈雨の中たらーっ（汗）

今年はﾈ　是非　万葉集の歌に思いを馳せて　朝日のみならず　夕影の美
しさをも眺めて愛でることに致ます乙女座

　　　　　　　　　　
　　　　　　　メモ歌：船を曳いている人も（乗って）惹かれる人も
　　　　　　　　　仮のいっときの姿に過ぎない　この世は川の流れ
　　　　　　　　　 のように移り変わっていくゆくものだ

　　　　　　　メモ茶花：十和田葦　常山紫陽花　琉球小町 漏斗花
　　　　　　　　 花入れ：鮎かご
　　　　　　　　
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