今回は石川県の大倉岳高原(おおくらだけこうげん)スキー場に伺った時の記録です。
このスキー場も今シーズンの雪不足でなかなか滑走可能となりませんでした。
それが先日の数十年に一度と言われる大寒波で一気に積雪量が増え、オープンにこぎ着けたのです。
ただし標高が低く気温が高いため、せっかく積もった雪がどんどん減っていくので営業しているうちに行っておくことにしたのです。
そう簡単に行けるエリアでもないので。
ゲレンデベースにあるセンターハウスではリフト券の購入や食事もできます。
このスキー場はペアリフトが3基あり、コースマップはこんな感じ。
昔とはリフト構成も随分変わったようですが、コースは山麓部にある初級コースファミリーゲレンデ、その上にある上級のヴェーデルンコース、山頂部の奥にある中級の日本海コースの3つのエリアから構成されています。
上級コースと初級コースは東側に山があるので朝方は太陽光は差し込みませんね。
一方で山頂部にある日本海コースは物理的な遮蔽がないので日照も良好で開放感もあり、何よりコース進行方向に日本海がばっちり見えるパノラマコース。
日本海に向かって滑り込んでいくような錯覚になりますよ。
自分には日本海コースがちょうど気持ちよく滑れてリピートしました。
横幅も十分広く、体を思いきり倒しながらカービングできますよ、絶景の中で。
キッカーも設置されており、自分は飛びませんがここで飛んだら日本海に向かって跳ね上がるような錯覚を得られるかもしれません。
この日本海コースから初級コースに繋がる連絡路は地形遊びできるような壁もありました。
上級のヴェーデルンコースは右側は非圧雪で残され、左側はモーグルバーンになってました。
そして中央部はしっかりと圧雪された急斜面で、こちらはスピードコントロールしないとこのアイスバーンでは転んだらケガしそうなぐらい加速します。
上級コースも日本海コースほどではありませんが、日本海も見えて眺望は良好ですね。
初級のファミリーゲレンデも中斜面のアイスバーンだったので、ちょっと子供や初級者が練習するには厳しいかもしれません。
第1ペアリフトは900メートルあり、ゲレンデトップから一筆書きで滑り降りれば1000メートル以上のロングランも可能です。
ただし、日中気温はプラスになりやすいのでアイスバーンやシャバ雪になりやすいスキー場ですね。
最近雪が全く降ってないので全てのコースはしっかりと圧雪してありました。
どのコースも横幅は十分ですが、難易度に従って斜度が上がっていく感じですね。
大量降雪直後ならまた全く別の特徴があるスキー場になるのかもしれませんね。
日本海コースの開放感が楽しめる快晴の日、朝一で訪れたいスキー場だと感じました。
大雪が降っても楽しめるでしょうが、近くには新雪をもっと楽しめるスキー場もあるのでやはり快晴の日にチョイスしたいですね。
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