今回は富山県の宇奈月スノーパークに伺った時の記録です。
このスキー場は近年、雪不足やらコロナやらでほとんど営業していなかったスキー場です。
今シーズンも久しぶりにオープンするとアナウンスがあったのですが、全然雪が積もらずに先日の数十年に一度の寒波でやっと雪が積もって営業にこぎ着けたところでした。
ただし標高が低いせいか気温が高くなりがちで、せっかく積もった雪がみるみる溶けていっているので10時間ほど運転してここまで来てしまいました。
カーナビでこのスキー場に向かったのですが、案内された先は宇奈月公民館。
登録地点が間違ってるのかと思いきや公民館の敷地をスキーブーツで歩いている人がいてここで場所が合っていると知りました。
駐車場では公民館の反対側に登りの雪道があり、
その先には圧雪車とリフト乗り場が見えます。
その雪道を地元の子供が凄い勢いでソリで下ってくるので避けながらリフト乗り場まで歩いて登ります。
そのリフトは第1ペアリフトでゲレンデのある山の中腹部まで運んでくれる無料のリフトです。
スノーボードなら板は履かず、手に持って乗りましょう。
第1ペアリフトを降りた後も更に歩いてゲレンデまで登らないといけませんので。
全体図はこんな感じとなっており、初めて行ったら戸惑うこともありそうです。
ようやくたどり着いたメインゲレンデ。
広い緩斜面を歩いて進んでいくと、やがて古いスキーセンターが見えてきます。
スキーセンター前にあるメインゲレンデにはペアリフトが1本だけあります。
なぜか名称は第3ペアリフト。
老舗ゲレンデだけあってリフトも年季入ってます。
おそらく昔は第2リフトもあったけど老朽化して撤去したのだと推測します。
この第3ペアリフトは300メートルぐらいで、そこからはリフト沿いに真下の圧雪バーンを下りるか、緩い林道コースに行くか、さらにハイクアップするかの3択。
ハイクアップすれば非圧雪のエリアを滑ることが出来ます。
本日は新雪はすでに潰された後だったのでハイクアップは見送り、メインの圧雪バーンを楽しみました。
メインバーンは400メートルぐらいの中斜面の丁寧に圧雪された一枚板。
大きく横に振ってターンできますよ。
中級者にはいいと思います。
圧雪面の両脇には脇パウもたっぷりありました。
初級者は林道コースで迂回するのがいいでしょう。
メインゲレンデから下山するには林道コースをひたすら進んでいくと駐車場のある公民館まで滑って下りることができるんですね。
途中で宇奈月の温泉街や上を通るペアリフトの下をくぐり抜けたりと色々な風景が見られます。
第1リフトは無料なのでソリ遊びや林道コースを無料でリピートすることもできますね。
ゲレンデも距離は短いですが最低限の滑りはできる状態です。
大雪の直後なら平日に来たら新雪潰し放題だと思いますよ。
このスキー場に向かう道中では北アルプスが綺麗に見えるのですが、スキー場からはちょうど背面になるのか見えないのは残念でした。
だけどゲレンデから遠くに富山湾は見えますよ。
このスキー場もかなり古いスキー場なうえ、近年の雪不足もあって営業できない日が増えてきております。
また休業や廃業になる可能性もあるため、メグラーなら早めに回っておいた方が良いスキー場だと思います。
なお、公民館の駐車場は狭いのでもう少し離れたところにあるスキー場駐車場に駐めた方が良いと思います。
カーナビでは公民館の方に案内されてしまうのですが、まぁ普通は地元の人しか来ないようなスキー場なのでみんな間違えないでしょうね。
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