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2023年06月11日13:52

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自宅で観た映画(地獄の逃避行、ウェス・クレイヴン's カースド、モンキー・シャイン)

3本レビュー行きます!
今回は未見で初鑑賞の3本。 

6/5(月)
「地獄の逃避行」Badlands(1973年)
主演 マーティン・シーン シシー・スペイセク 
監督 テレンス・マリック 
スカパーの録画で鑑賞。
清掃係の青年は15歳の少女と恋仲になっていたが、その関係を彼女の父親に反対されたことで、その父親を射殺してしまう。
青年と少女は遠くへ逃避行をする。
まだ若かりし頃のマーティン・シーンとシシー・スペイセクが主演という事で、
作品自体は未見で今回が初。
監督がテレンス・マリックで、私的にはちょっと苦手で寝落ちしてしまう。
昔、劇場で見た「天国の日々」は最後まで寝れずに見たけど(内容は殆ど忘れた)、
自宅で見た「シン・レッド・ライン」と「ツリー・オブ・ライフ」は寝落ちして最後まで見れなかったという、
不眠症の人には持って来いの監督かもしれない(あくまでも個人的に)
それでこのテレンス・マリック監督のデビューである本作はどうかと言うと、
寝落ちせずに最後まで見れた!!
内容が分かりやすいし、主演の2人のキャラや個性が光ってるのも大きい。
若いころのマーティン・シーンはギラギラしててワルっぽい所がいいし、
シシー・スペイセクの不思議ちゃんキャラが独特でこれまた良い。
ただ、この手の内容の作品は嫌いじゃないけど、見終わってから忘れてしまいそうでもある。

6/6(火)
「ウェス・クレイヴン's カースド」Cursed(2005年)
主演 クリスティーナ・リッチ ジェシー・アイゼンバーグ 
監督 ウェス・クレイヴン 
スカパーの録画で鑑賞。
主人公である姉弟の2人は、夜中に車で山道を走行中に狼が飛び出してきて、
対向車と激突事故を起こし、その狼に噛まれてしまう。
それから2人に特殊な能力が付くことになるのだが…
「エルム街の悪夢」や「スクリーム」などその大半がホラー専門であるウェス・クレイヴン監督だが、この本作は未見だった。
主演が「アダムス・ファミリー」のウェンズデーことクリスティーナ・リッチと、
「ゾンビランド」のジェシー・アイゼンバーグという面白い顔合わせ。
個性的な主演2人は悪くないけど、この本作はどうも出来が平凡。
要するに狼人間に噛まれて、2人が人狼化してしまう。その呪いを解くには噛んだ狼人間を退治するしかないという内容なんだが、
どうもテンポが悪いし、誰が狼人間か?の展開も回りくどくて面白くない。
劇中、一度だけ女が狼女に変身するシーンがあるのだが、これがまたチャチいCGで迫力無し(やっぱり特殊メイクの方がイイ)
退治しなければいけない敵である狼男との対決も、なんかこうグダグダしてる感も。
ウェス・クレイヴン監督なら、いつものように敵に罠を仕掛けて倒すというお得意の攻防戦描写をやればいいのに、本作はやる気がないのか?という感じだし。
ウェス・クレイヴン監督作品は面白いホラー作品も多いが、たまに外してしまう事もあるようで、この本作がまさにそうであった。

6/8(木)
「モンキー・シャイン」Monkey Shines(1988年)
主演 ジェイソン・ベギー 
監督 ジョージ・A・ロメロ 
スカパーの録画で鑑賞。
事故で全身不随になった主人公。
そんな彼に親友の生物学者は脳細胞を高める薬を注射した1匹の猿を世話係としてプレゼントする。
主人公が周りに憎たらしい人物がいると、それに応えるように猿が恨む相手を次々と計画的に殺していく。
ゾンビ映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ物ではないホラー作品で、
長らく未見であったがやっとの初鑑賞。
見どころは、全身不随(頭だけは動く)の主人公が恨んだ相手を、ヘルパーになった猿が代わって殺していく内容で、
この猿が本物で本当に演技をしてるのに驚く(勿論CGは無し)
実に芸が細かい。トレーナーの人の調教が上手すぎるのか、この猿自体も作品世界同様に賢いかもしれない。
この猿が計画的に、主人公の母を入浴中に感電死させたり、親友が持っている毒入り注射を逆に本人に打たせたりと、実に芸が細かい。
主人公も次第に猿に支配されつつも、最後は猿と戦う羽目になるが、全身不随という設定を上手くいかせたサスペンスでなかなか面白い。
上映時間が長めでもう少し削ってテンポ良くすれば、もっと良くなったと思う所もあるけど。
ロメロ監督、ゾンビ物以外でも異彩を放つ作品を出したと思う。
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