花山青少年自然の家すりばちゲレンデ

今回は宮城県の花山青少年自然の家すりばちゲレンデに伺った時の記録です。

ここは少年自然の家の付随施設として用意されている、厳密に言えばスキー場じゃないかもしれませんがロープトゥが1基あるゲレンデです。
一応誰でも利用が出来る搬器があるのでここも巡礼対象としました。

誰でも利用できるとはいえ、あえてここで滑ろうという人はほとんどいないと思います。
少年自然の家なので、基本的には学校行事などで集団の子供達が利用するというのが前提です。
このゲレンデは少年自然の家の裏側にある「すりばち広場」にあります。


紛らわしいことに少年自然の家に向かう最中にもゲレンデに見える広場がありますが、そちらにはロープトゥは設置されていないので間違えないようにしないといけないですね。

ロープトゥは50mぐらいのアンバーリフトで、レギュラースタンスのボーダーならお腹側にロープが来るタイプなので楽に乗れますね。


ロープトゥで運ばれた先からはただ真下に下りるだけの緩斜面。


横幅もそんなに広くないです。
本気で滑るようなゲレンデではなく、どう見ても少年自然の家に宿泊した小学生がレクレーションで使うような用途を想定されていると思われます。
ただし、宿泊者ではなくとも事前に申請しておけば日帰りで利用可能です。
少年自然の家の事務所で手続きは必要ですが。

写真の通り誰も利用者はいませんでしたが、国立施設だけあって職員はビックリするぐらいたくさんいますよ。


あとゲレンデ下部に斜度がほとんどないすり鉢様の円形のコースがあり、これはクロスカントリースキーの練習もできるのかもしれません。
いずれを利用するにせよ、本格的なものではありませんが。

安全に子供達が滑れるように圧雪はしてあるようですが、よく一般的なスキー場にある様な専用の圧雪機ではないためコーデュロイ模様はできていませんね。
何かの重機を移動させてそのキャタピラーで圧雪してあるんでしょうね。

メグラーにとってはエキサイティングなスキー場ではありますが、施設側からすればメグラーの利用など想定していませんので、事前に連絡してから訪問しましょうね。