神山雄一郎が函館競輪のS級予選で通算900勝を達成した。
昨日からずっと意識していたくせに、夜飯を食べていたことで、レースをライブで観ることを忘れてしまい、日刊スポーツのネット記事の見出しで偉業達成を知るという、どうしようもなさが悲しいが、とにもかくにも慶事である。
素晴らしいのは、函館競輪ではYouTubeでのライブ中継を行っているので、レースから神山のインタビュー(特別な扱いらしい)までバッチリ見られたこと。最後は30年前の宇都宮オールスターでのインタビューを思い出すような感極まった神山を見ていると、こちらも嬉しくなる。
何度も書いているが、競馬・競輪・競艇・オートの中で、己の肉体のみが武器となる競輪での勝利は他競技より何倍もの価値がある(800勝前後がS級戦のはず)。しかも、年齢や落車禍による肉体の衰えが顕著になると、一気にダメになるのが競輪選手で、神山にもその危機は何度も訪れたものだが、それを乗り越えての900勝というのだから、素晴らしい以外の言葉は浮かばない。
残念なのが、この偉業をNHKや民放で全く報じてくれないこと。本来であれば、ニュース速報で流してもよいレベルの偉業のはずだが、世間は全く興味を示さない。なので、この日記くらいは、神山雄一郎の偉業を微力ながら称えなければならない。
おめでとう!神山!
あとは、準決勝を突破し、少しでも得点を上げ、来期のS級点を確保してもらいたいものである(大丈夫なのだろうか)。あと、蕗澤鴻太郎(ふきざわ・こうたろう)お疲れ様。
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