今回は新潟県の冬鳥越(ふゆどりごえ)スキーガーデンに伺った時の記録です。
冬鳥越スキーガーデンは新潟県の加茂市が運営するロープトゥ3基のロコスキー場です。
※画像はスキー場情報局様のサイトより引用しております
入場してまず最初に目に付いたのはこの木製の電車「モハ1」。
大正時代に蒲原鉄道というのがこの加茂市に走っており、その時の車両を展示してあるようです。
木造でまだこのクオリティで車両が残っているのは凄い事かもしれません。
今シーズンは雪が少なく、滑走当日雨でもありゲレンデは整地出来ていませんでした。
こんな雨でもお客さんも少しはいるのね。
冬鳥越スキーガーデンのロープトゥは無料ではありません。
まぁ1回50円とかですが。
自分はリフト券を購入しましたが、他のお客さんは歩いてゲレンデを登ってましたね。
利用者のほとんどが子供で、ソリ遊びが中心みたいです。
歩いて登れるぐらいの緩斜面で距離も短いスキー場なのです。
ロープトゥは山頂に向かって右側に1本、左側に1本それぞれ50mぐらいの長さで設置されてます。
左側の方はその上に更に1本、50mぐらいのロープトゥが設置されていましたがそちらは雪不足だからか今日は動かしていませんでした。
まぁ全てのロープトゥも動いてなかったんだけど、センターハウスのスタッフにロープトゥに乗りたいと伝えるとゲレンデまで出てきてくれて動かしてくれる方式のようです。
ただ、地元の高齢スタッフの言葉が何言ってるかさっぱり分からなくてしばらく会話がかみ合いませんでしたが。
ロープトゥは右側はレギュラースタンスのボーダーならお腹側にロープがくるタイプ、左側のロープトゥは背中側にロープがくるタイプですね。
どちらのロープトゥに乗っても緩斜面で距離も短く、あっという間に滑り終わります。
ロングターンとかも難しいでしょうね。
駐車場代ももちろん無料でこの規模にしては珍しくちゃんとした圧雪機もありました。
というわけで、初めてスキーをする初級者が自分で登って練習したり、親子でソリ遊びをするのに適したスキー場でしょうね。
鉄道マニアにも一部人気はありそうですが、あえて冬に来る必要もないでしょうし。
センターハウスでは食事の提供などはありませんが、駐車場にダイニングカーが来ていて簡単な食事を販売していました。
地元の子供達の公園代わりのスキー場なのでしょうが、市の財政状況次第では閉鎖されてしまいそうな予感もしますね。
ログインしてコメントを確認・投稿する