〜フランスの名匠パトリス・ルコントが8年ぶりに長編映画のメガホンをとり、代表作「仕立て屋の恋」の原作者ジョルジュ・シムノンのミステリー小説を映画化〜
〜1953年。パリ・モンマルトルのバンティミーユ広場で、シルクのイブニングドレスを着た若い女性の遺体が発見される。真っ赤な血で染まったドレスには5カ所の刺し傷があった。捜査に乗り出したメグレ警視は、その遺体を見て複雑な事件になると直感する。遺体の周囲に被害者を特定できるものはなく、手がかりとなるのは若い女性には不釣り合いなほど高級なドレスのみ。被害者の素性とその生涯を探るうちに、メグレ警視は異常なほどこの事件にのめり込んでいく〜<映画.comさんより>
あ〜、ドパルデューかあ。どうしようかなあ・・・と決めかねる。
監督は、えっ、ルコント!久しぶりじゃない?それは観なきゃと観賞決定。
冒頭、ルイーズがドレスを着るところから、’ルコント’を感じました。
わざわざあんな着方、着せ方、しなくていいのに〜。
いい意味では、謎を秘めたような、悪い意味では、まどろっこしい。
「夢を見て、パリに来る子はたくさんいる。でも、多くは家政婦で終わるのよ」
ルイーズが殺され、メグレ警視登場。
捜査の最中、ベティというパリに憧れて状況した貧しい女性と知り合う。
メグレはベティにおとり捜査に協力してもらう。
ルイーズとベティ・・・メグレは2人を亡き娘と重ねていた。
※予告編
https://www.youtube.com/embed/E2H_PCeFrqk
ストーリーはわかりやすく、謎解きもあっさりしたもの。
アクションなく、深みもなかった89分。
それでも、なんだかんだ元はとれたかな。
楽しかったのは、やはりルコント独自の撮り方、描き方。
あちこちにこだわりが感じられて、興味深かった。
まあでも、スクリーンじゃなくてもよかったかもですが〜。 3.4☆
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