金沢市営医王山スキー場

■22-23 Season、Ride19

今回は石川県の金沢市営医王山スキー場に伺った時の記録です。

医王山と書いて「いおうぜん」と読みます。
かっこいいね。
山の麓には金沢医科大学があったりします。

医王山スキー場で最初に驚いたのはリフト券の値段。
いくら市営とはいえ午前券830円は安すぎる。
1日券でも1500円だからね。
駐車場代もかからないし。
小さなスキー場だから仕方ないのかもしれませんが、この値段設定は助かる家庭も多いはず。

このスキー場のコースマップはこんな感じ。

第1駐車場側に約200メートルのシングルリフトが1基、第3駐車場側に約400メートルのペアリフトが1基あります。
それぞれのリフト乗り場の所でリフト券を購入できます。
食堂やレンタルスキーなんかはちょっとゲレンデから離れた第2駐車場側にあるので注意が必要です。

コース構成は至って簡単でシングルリフト側が初級コース、ペアリフト側が中上級コースとなります。
それとは別に林道コースもありました。

初級コースは幅広な緩斜面で滑りやすいです。


雪は薄かったけど脇パウもあったし。

多くのお客さんはこの初級コースを往復してましたね。

中級コースは第5駐車場側エリアから第1駐車場エリアに移動するためにつかう連絡路ですね。

中級とは思えないぐらいの斜度があるうえ幅も狭く、両脇の非圧雪はシャーベットでなかなかハードなコースでした。
とてもここをリピートしようとは思わないぐらいのね。


ただし、眺望は良好で金沢の街が見渡せ、その奥には綺麗に日本海が広がります。

この景色を堪能しながら滑るのも良いのではないでしょうか。

そして上級のチャレンジコース。
ここはなんと本日、雪崩で閉鎖されてました。

全層雪崩だね。
雪崩起きるようなコースなら圧雪した方が良いと思うんだけどなぁ。
営業時間内に雪崩起きなくて良かったです。

問題は林道コース。

一般的なスキー場の林道コースは緩斜面とスーパー緩斜面の組み合わせが多いけど、ここの林道コースはもっと酷い。
スーパー緩斜面とちょい登りの組み合わせ。
板を脱ぐ事を何度も余儀なくされて一番疲れたよ。
ボーダーは入らないことをおすすめしますが、ペアリフトを降りて林道コースに向かう最中に丁度綺麗に白山が見えるんだよな。


どうしても綺麗な景色を堪能したいときは入ってもいいかもしれません。

このスキー場はやっぱり初心者をターゲットですね。
ただ初級コースはシングルリフトしかないので小さい子供を乗せるのは怖いですね。
初級コースは短いけどとても広いので、一部エリアをパークにしたらボーダーが集まりそうなスキー場になりそうですが無理だろうな。

眺望が良いので晴れているときに来るのがおすすめですね。
本格的に滑りを楽しみたいならイオックスに行けば良いのです。