3/25(土)
→続き
ニューオーリンズという都市はこの広大なフランス領だった中部エリアの首都として栄えた街で、だから他の町とは建物や食文化がちょっと違うのだろう。世界の国々を見ると、英国が植民地だった国々はたいてい食事がいまいちな一方、フランス領だったベトナムなんかは美味しかったりするし。
朝食に行こうと思っていたカフェ2件は長蛇の列/閉店で、朝ごはんはやめてミシシッピ川の渡し船にでも乗ってみることに。
穏やかな川なのに結構激しく揺れるのね。10分もせず対岸に着き、しかしガイドブックに対岸の町は治安が悪くて歩けないと書かれているので7分後の便ですぐに帰る(笑)
対岸のアルジェの町
さて、今日は終日メインのフレンチクオーターを周る。
川沿いの路面電車で少し移動し、フレンチマーケットへ。
仮面やワニのはく製など、結構カオスなマーケットだ。
中心部へ行く途中の道で10時半だが朝昼兼用の食事を摂りたい。
そこでニューオーリンズ名物のポーボーイ。エビのフライのサンドイッチだが塩辛くてあんまり美味しくもなく、これ1つで2500円ぐらいした。
どうせなら南部らしくナマズのフライサンドとかがメニューにあればよかったのだが。
気温は摂氏で28℃ぐらい。米国では珍しく蒸し暑いので歩き回るには曇っているぐらいでいい。
どこを歩いても素敵な町だ。ディズニーランドの生みの親ウォルトディズニーもこのニューオーリンズを愛して園内に街並みを再現しているそうだ。
絵を売っている人が多いのもパリに似ている。
町の中心ジャクソン広場。
シンボルのセントルイス大聖堂は1849年建築。中も見応えがある。
大聖堂の左右の建物はそれぞれミュージアムになっている。
世界屈指のカーニバル・マルディグラの衣装展示や、2005年のハリケーン・カトリーナの被害展示、あとは歴史博物館という感じ。
前述のようにフランス領の首都だったので、ナポレオン用のデスマスクがある。結局ナポレオンは行きたいとしながらも訪れることはなかったようだが、ナポレオンはこの町で多くの店名などに使われている。
午後はお墓ツアーを予約してある。ニューオーリンズは海抜マイナス1.5mの都市なので土葬が出来ず、独特の家のような墓石を使うので観光客に人気。
ガイドブックには墓地は死角が多くて一人で訪れるのは危険とあったが、そもそも今はツアーでしか観光客は入れない。
暑いので冷たいスムージーのかき氷のようなものを買おうと思ったら年齢確認があって1杯2千円近くしたので何だと思ったら、お酒が入ってるのね。例外的に歩きながらアルコールを許される街ならでは。美味しかったよ。
昼間でも観光客でごった返す
土着宗教ブゥードゥー教のショップやミュージアムがある
当時、中西部から来た人は故郷のトウモロコシ畑を恋しがり、こうした柵を作っていたという。確かに住んでいるオハイオ州もトウモロコシ畑が多い(笑)
この時点で15時半ぐらい。
写真が多いので一旦ここまでとしよう。
→続く
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