mixiユーザー(id:15503697)

2023年04月07日19:40

128 view

無言歌は続く






 風が吹くが 日は登る 晴れたり曇ったり 風でミツバチさんの箱が倒れないように紐で調整 あっちへ行ったりこっちへ行ったり 風が強すぎて仕事にはならず 仕事は諦めて録画してある 「剣客商売」を見る 年老いた武士と娘 絵師の出現 二時間面白く見て昼となる

 昼に塩ラーメン 麺は茹で上がり220グラム 100と120グラムに分ける 草餅を食べる

 ちょっと昼めし旅 午後は母の映像検査び 二年くらいか観察しましょう と云ふことで 一年たった 早いね 2時半と3時の予約 同じような検査を私も三十年くらい前にしたが 3万4万円だったが 母は今日1820円 保険が使えるとこんなものだ  帰りに弁当を買って食べよう と母が云ふので自宅近くのコンビニで親子丼を購入 

 お茶を飲んで時代劇はなし 

 夕飯は親子丼 レンジで加熱して半分にする 親子丼 実は今日初めて食べた 私は親子丼と云ふものを食べたことがなく 初めての経験 なかなかうまいね 30過ぎまで鶏肉は食べなんだ 焼き鳥屋と云ふのもまだ5回程度 3回かな 騒がしいところでは食べる気にはなれず レストランでのんびりがいいね ワイン好きだし おかずは残りのほうれん草の胡麻和え ほぼ一口分 筍とジャコの炊き合わせ これは適宜 適宜といっても二、三切れ 玉ねぎスープ 玉ねぎを煮て 中華スープで味付け 薄味だがうまし


 今宵一枚目の音楽は グレン・グールドバッハ全集

 Disc5-6
  フランス組曲(全曲)

 フランス組曲 第1番ニ短調 BWV.812
 フランス組曲 第2番ハ短調 BWV.813
 フランス組曲 第3番ロ短調 BWV.814
 フランス組曲 第4番変ホ長調 BWV.815
 フランス組曲 第5番ト長調 BWV.816
 フランス組曲 第6番ホ長調 BWV.817

  フランス風序曲 ロ短調 BWV.831

 グレン・グールド(ピアノ)

 録音:1971年11月〜1973年

 グレン・グールドは 黙って演奏できない 異様な演奏姿勢 コンサート嫌い レコーディングへのこだわり 大胆な解釈 極端な寒がり 飲み物 食べ物の偏り 孤高の人間関係 予言的な死 そんなグレン・グールドが一番こだわった作曲家が バッハであった

 BBCのドキュメンタリーでバッハのことを 芸術家というよりも「音に関する自然の法則を発見して 体系的に編纂した物理学者」というように評していた方がいたように記憶する



 曇り空 曇天 呼び方はいろいろあるが 昨日漱石の「草枕」を読んでいたら こんな表現があった


   茫々たる薄墨色の世界


 奥が深い表現だな 教養が違いすぎて お手上げだが 実に美しい表現だ


 漱石にこんな詩句がある


 依稀タル暮色 月ハ草ヲ離レ

 錯落タル秋聲 風ハ林ニ在リ

 眼耳双ツナガラ忘レテ身モ亦タ失ヒ

 空中ニ独リ唱フ白雲ノ吟


 鬼気迫るね 亡くなる二十日ほど前の夜に書かれた


 
 
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年04月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記

もっと見る