mixiユーザー(id:2940172)

2023年03月23日09:53

21 view

WBCとパラミタミュージアムで川瀬巴水を観る

昨日のWBC、夜の再放送を観た。、国際試合となるとにわか愛国者だから目がハート。でも以前のサムライジャパンと違って、選手がみんな楽しそうなのが余計に良かった。楽しそうだからってふざけている訳ではないし「ひょっこりひょうたん島」気質の私としては、求道者的なのは苦手。「ひょっこりひょうたん島」気質って?ほら主題歌にもあるように「泣くのはいやだ、笑っちゃお」だよ。若い選手が、緊張したり気負ったりせずに、普通の試合のようにプレーしていた。まさに漫画にもあり得ないような展開だったけど。
 ブルペンに向かう大谷だったかの背後にちらっとロッチの中岡さんが見えたような気がしたのだが「イッテQ]」のネタ?そしてみんなが甲子園の高校野球の試合のようにベンチの前方で、少年のように声を上げていた。
 しかし栗山監督の手腕も凄い。あれだけの選手を呼べて、ラインナップを考えて、しかも強化試合にも参加させることが出来たのだ。冷酷でもなく、情に溺れることもない采配だった。昔に学会の講演会に栗山監督が出演した時があったのだが、そのときからみるとずいぶん老けてやつれた感じがしていたが涙勝利の後の笑顔は幾分か前に戻っていた。きっと凄い重圧だったんだろうと思う。

先日、パラミタミュージアムに川瀬巴水展を観に行ってきた。木版画家。欧米では下絵だけでなく刷りも作家がこなすのだが、昔の浮世絵スタイルだった巴水はずいぶん悩んだ時期もあったらしい。暗い夜に月や星の光に浮かびあがる風景画は美しいのだけれど(写真の左側)
私は近眼で、細かい色の美しさを楽しみにくい(こういうとこでは、作品保護の為に照明を落としてあるから余計分からん)涙 欧米に日本を紹介する時用に作ったサンタさんの絵はがき(写真右)がポップな感じでよかったので購入した。そのうち時間になったので、からくり人形の公演?も見た。ほんとは人が操るのだけれど、専門家以外には難しいということで、コンピュータ制御されている。しかし使われている糸は、昔ながらの鯨の髭。二つある人形のうちの女石橋。踊っているうちに背後から獅子の頭が出てくる。
途中から雨が降って来たが、休憩室からみた庭の景観が良かった。みかげ石だと思うが、が、雨に濡れて石の表情が変わり、苔が青々としてくる。雨は嫌いだけど、雨の風景を眺めるのは素敵。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する