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2023年03月22日22:26

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自宅で観た映画(キル・ビル Vol.1、キル・ビル Vol.2、チャトズ・ランド)

3本レビュー行きます!

3/17(金)
「キル・ビル Vol.1」Kill Bill: Volume 1(2003年)
主演 ユマ・サーマン 
監督 クエンティン・タランティーノ 
スカパーの録画で鑑賞。
妊娠をした主人公は、殺し屋稼業から足を洗い結婚式を行おうとしたが、
組織のボスであるビルが差し向けた4人の殺し屋によって、夫は殺され彼女は瀕死の重傷で昏睡状態になる。
4年後になって病院で目覚めた彼女は、ビルと4人の殺し屋に復讐しようとする。
この本作も何度か再見してるが、久々の鑑賞。
それも何故かと言うと、今丁度「宇宙刑事ギャバン」を全話鑑賞していて、
最終話前でギャバンこと大葉健二と父ボイサーの千葉真一が顔合わせしてるのを見て、
この本作を久々に見たくなっての鑑賞。
内容はタランティーノらしいバイオレンスアクションで、日本を舞台に日本人キャストも多数交えた内容で、映画大好きタランティーノのオマージュがふんだんに盛り込まれている。
理屈なく素直に面白い映画で、あのシーンはあの映画のオマージュ?や音楽の選曲も色々と面白い。
選曲に関しても過去の映画音楽などの名曲を使用してるが、映画というのはバックに流れる劇伴でどれだけ効果ある演出が出来るかが重要だと改めてわかる。
今回鑑賞したのは「アジア公開版」で残酷シーンがノーカット。
巷に出回ってる本作のソフトは「欧米公開版」で残酷シーンが修正されている。
以前にスカパーに録りだめしたので、幸いこの「アジア公開版」が残っていて本当に良かった。
この作品、残酷シーンありきでないと面白さの本質が出てこないので、見るなら「アジア公開版」でないとダメ。
やはりクライマックスのユマ・サーマンが日本刀で大立ち回りするシーンは、血の量が半端ないほどの大虐殺オンパレード!
敵の数もやたらと多いから、キルカウントは何人いったのかと思うほど(軽く100人以上は殺してる)
キャストの顔ぶれも色々と豪華で、先に書いたように千葉真一と大葉健二の顔合わせは面白いし、敵の1人である栗山千明が演じるゴーゴー夕張のインパクトがこれまた強かったなど、
私には大虐殺お祭り娯楽アクション映画って感じで大好きである。

3/20(月)
「キル・ビル Vol.2」Kill Bill: Volume 2(2004年)
主演 ユマ・サーマン 
監督 クエンティン・タランティーノ 
前作で復讐の相手5人の内の2人を始末した主人公は、
残るビルを含む3人を始末しようとする。
前作の続編で実は1本の作品だったはずが、長過ぎるという事で2本に分けたらしい。
それは時間的にも2本にしたのは正解だと思う。
それでもまた改めて再見して思ったのは、どうしても1より劣る印象の2だった。
別に2自体はつまらないという訳でもなく、この本作に関したら見せ場もあるし、
最後のビルとの決着は緊張感あって好きなんだけど、
半端ないほどに盛り沢山で盛り上がった1に対して、
真面目な作りの2なので、どうしても地味な印象受けてしまう2だった。
敵役のダリル・ハンナとのバトルは面白いし、
ラスボスのビルであるデビッド・キャラダインの只者ではない存在感は良かったのは間違いない。
話の核心をつく上では、1と2はセットで見るべきかと思う。

3/22(水)
「チャトズ・ランド」Chato's Land(1972年)
主演 チャールズ・ブロンソン 
監督 マイケル・ウィナー 
スカパーの録画で鑑賞。
ブロンソン演じるアパッチ族の男は、正当防衛で保安官を射殺。
その事で数人の追手が彼を始末しようと追跡するが。
昔、月曜ロードショーで見たような気がするが殆ど記憶はなく初鑑賞のような再見。
ブロンソンとマイケル・ウィナー監督の名コンビによる西部劇。
と言っても、ブロンソンはアパッチ族との混血という設定だが、
ブロンソンの風貌がアパッチ族に見えても違和感がない。
敵に追われ、途中で身内が殺され妻がレイプされた事を発端に、
十数人いる追手を一人一人始末するのは、監督がマイケル・ウィナーだからか、
「狼よさらば」デス・ウィッシュシリーズを思い起こすところもある。
また面白いのは、物語の視点をジャック・パランスをリーダーとする敵集団の視点で、
殆ど描かれてる点。
どちらかと言えば、主演のブロンソンより敵側の方が出てるシーンが圧倒的に多い。
舞台がアパッチ族の縄張りなので、地の利を生かした戦法で姿を見せずに一人ずつ血祭りにあげる点。
また、敵をとことん追い詰めて敵同士を仲間割れにまで追い込んだりと、
その辺りの攻防戦がなかなか面白い。
ラストのラスト、1人だけ生き残った敵に堂々と姿を現すブロンソン。
そこで敵に対するところも、返って印象に残る幕切れをするとか、
西部劇でも異色な作りで最後まで見応えあった。
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