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2023年03月16日11:28

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ラクサンポ287

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、検査の結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。
公園内に居る。相談者と川口

村田
「恵まれていることに疲れたんだ。何かしたい」

川口
「村田さん、完璧を求めなければ、今からでもできることはたくさんありますよ。これから働くところを探しましょう。アルバイトから働き出しても」

村田
「俺はブラック企業に勤めていて、パワハラを受けて、精神的に追い詰められ、辞めたんだ。今まで3年間、引きこもって居た人間を雇うところなんてあるかい」

川口
「村田さん、そうやって、決めつけるのはいけません。現に私らの団体に話を持ちかけました。なんとか、外へ出て、私に会いに来たじゃありませんか。やり方しだいでは、社会復帰できますよ」

村田
「川口さん、アルバイト探し、履歴書作成、面接試験まで、つき合ってくれますか。俺、怖いですよ」

川口
「喜んで」

村田
「ああ、よかった。それなら、やってみるかな」

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