ここのところ、宗教関係のニュースが多くなっています。
このきっかけとなったのが、安倍晋三元総理を殺害した犯人が、
旧統一教会の二世だった事だったと思っています。
旧統一教会に対しては、文部科学省が先日4回目の質問を送っていますが、
これで終わりにはならないような状況です。
どのような結果になるのでしょうか?
先日も、宗教団体「エホバの証人」の元信者を支援する弁護団が、
子どもの輸血を拒否させるよう指導するなど、
教団に児童虐待の可能性があると厚生労働省に訴え、
加藤厚生労働大臣は、輸血の拒否はネグレクトにあたるとしたうえで、
対応を検討していく考えを示しました。
エホバの証人は、19世紀にアメリカ合衆国で
チャールズ・テイズ・ラッセルを中心に発足したキリスト教系の宗教との事です。
世界各国に信者がいるようです。
仏教や神道などでも、新たに発生した宗派がありますが、
キリスト教にも、色々あるようですね。
旧統一教会なども、キリスト教系の新興宗教だと思います。
このエホバの証人、最近休日などに街頭活動を行っているようで、
時々、見掛けます。
その他、我が家にもたまに、来る事があります。
女性二人が多いですし、小さい子どもを連れていることもありました。
来られる方は、皆さんにこやかで愛想が良いと感じています。
ついつい、女性と話す機会のない僕は、ゆっくり話したいとも思うですが、
ものみの塔と言う小冊子を示されると拒否感が先に立ってしまいます。
そうした時に、輸血拒否の話をすると、まぁ大体それで終わり帰ってしまいますね。
チョッと残念な気がするのですが^^
エホバの証人の輸血拒否の問題は、
1985年交通事故に遭った小学生の輸血を両親が拒否し死に至ったことがあり、
マスコミで報道されて社会問題になりました。
血を食べてはならないという聖書の記述を根拠に、
医療現場で輸血を拒否することが、さまざまな国で社会問題になっているようです。
現在の医療は、1990年前後から、患者の自己決定権が重視されますから、
上記の案件では、保護者が拒否すれば、医師は輸血できない事になり、
1985年の時には、輸血をしなかった医師も非難されましたが、
それは避けられているのかも知れません。
かつて同居人が闘病生活を送っていた時、1度輸血した事がありました。
それまで青白かった彼女の顔に赤みが戻り、幾分か元気が出たと言っていて、
輸血の威力を感じた事がありました。
輸血のような医療行為は、キリストの時代にはありませんでしたから、
聖書の記述を元にするのは、明らかに拡大解釈のような気がします。
宗教については、救われている人も多いでしょうが、
苦労している人も多いのだと思います。
是非、この機会に、旧統一教会やエホバの証人に限らず、
宗教で困っている人の問題に光が当てられ、
悩みが解消されれば良いがと思います。
【今日の一句】
モノを言う 雪洞消せと 内裏雛
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