ハチペイ狂騒曲

住んでいる渋谷区の地域マネーの「ハチペイ」を使い始めて1カ月。「ハチペイ」は現金チャージするか、登録したクレジットカードからの後日引落しで支払う、キャシュレスの渋谷区限定通貨。

ハチは渋谷区を代表する忠犬ハチ公をモジったもの。渋谷区コミュニティバスの外装にもハチ公のイラストが使われ馴染み深い。この「ハチペイ」を知ったのは近所のスーパーOKの店頭ポスター。

2月限定でポイント還元30％1人1万円分まで。使わにゃソンソンとおっかなびっくり使い始めたのが2月2日。履歴で数えると今迄7回で支払い8,734円、還元2659ポイントで1万円に程遠い。

まだ使いこなせません。昨日もレジ前でハチペイで支払おうと残高確認すると、請求額に1千円不足。急遽チャージしようとしても手順を忘れてチャージできず。止む無く現金払いする始末です。

使える店が探し難いのも問題点。今まで使ったのはこのスーパーOKのみ。ポスターを見かけたのも地元の不動産屋だけ。地元商店での買い物が無く、良く使うのは全国チェーンの飲食店や本屋。

その点スーパーOKは全国チェーンなのに地域に目が向き立派。ただ現金払いカード提示で3%引きが無いのは残念。見るとハチペイ払いの人は1万円を目指すのか缶ビールをケースまとめ買い。

「ハチペイ」は店頭で支払い額を手入力する決済方法。キャシュレス「PayPay」と同じ。でもスーパーでの支払いは少額。コンビニと同じようにバーコードを店員が読み取る方法だと楽です。

５〜６年前だったか政府が地域経済活性化でバラまいた源資を使った、大子町の地域商品券10％引きや渋谷区商品券もあった。でも割引率が低くて使える店も限られて、メリットは少なかった。

その点今回はキャシュレスもあり利便性は向上。更にもう少し高齢者に優しいアプリだと良いのだが。そんなこと考えながら2月も残り2日間。1万円ポイント還元を目指して酒でも買いに行くか。

と・・・2月末迄なら30％還元と利用に励んだハチペイでしたが、突然3月8日までに延長されました。その公表が2月28日最終日。もっと早く知らせてくれればバタバタしなくてよかったのに。