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2023年02月19日11:51

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「1日外出録ハンチョウ」のミッシュマッシュ

今回の漫画飯は、講談社発行で協力・福本伸行、原作・萩原天晴、漫画・上原求&新井和也の作品「1日外出録ハンチョウ」3巻のブルガリア風スクランブルエッグ・ミッシュマッシュを作ります。
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以下、漫画の画像は同作品より引用。

外出時の大槻班長の脳内では「何を食べるか」悩んだ際に、各国脳内大槻が各々の国の料理を主張するグルメ首脳会談が開催されます。
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こうして大槻班長の食事が決まるのですが・・・

あるとき「空腹だが、何が食べたいのか分からない」状態になってしまった大槻班長。
そんなときは脳内の議論も熱くなり、
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そんなとき、突如現れた国籍不明の少年大槻が提唱したのが、ミッシュマッシュという料理。
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まったくもって正体不明な料理だったのですが、「何を食べるかわからん時は、何かわからんものを食べる」という結論になり、大槻班長は名前しか知らないその料理をネットで調べ、ブルガリア料理と知ってブルガリア料理店に行き、それを食べて満足。謎の少年大槻も「ブルガリア大槻」に任命されます。
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今回はこれを作ります。

なお、この話が描かれたのは脳内の機能や感情、理性を擬人化した映画「脳内ポイズンベリー」や、同じようなコンセプトのディズニー映画「インサイドヘッド」が公開された約1年後。
これらの影響があったのかしら?

さて、作りましょう。
作り方をあちこちの料理サイトで調べると、サイトによって多少の違いはありますが、

・玉ねぎ、パプリカ、トマトを刻んで炒める。
・そこに山羊乳で作ったチーズ・シレネチーズを刻んだものを加えてさらに加熱。シレネチーズが無ければフェタチーズでもよい。
・チーズが溶けたところに溶き卵を加えて火が通ったら完成。好みでパセリを散らしたり、コショウをかけたり。

こんな感じのようです。

まず、野菜を刻みます。
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パプリカ、玉ねぎ、トマトを刻み、

チーズも刻みます。
シレネチーズが手に入らなかったので、フェタチーズを使います。
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溶き卵も用意して、
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材料の準備完了。
オリーブオイルを敷いたフライパンで炒めましょう。
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あ、ちなみに今回使ったオリーブオイルは「有機栽培されたオリーブの実をそのまま絞って作り上げた有機JAS認証のエキストラバージンオリーブオイル」です。
贅沢っ・・・!

まずは玉ねぎを炒め、
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色が変わってきたところでパプリカも加え、
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さらにトマトも。
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ここにチーズ投入。
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チーズそのものに強い塩気があるので、味付けは不要です。

チーズが溶けてきたら、溶き卵を加えて。
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火が通ったら完成。
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チーズのおかげで、卵にしっかり火が通っても硬くならずにトロトロです。

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実食っ・・・!
チーズのクセ、強い!これは好みの分かれる味・・・と思いきや、コショウをかけたら臭みを全く感じない。このチーズ、コショウとの相性が良いようです。

トロットロの卵にパプリカの歯応えが良いアクセントになっている食感、卵とチーズの濃厚感を玉ねぎとトマトがスッキリさせる味。
なんか見事に互いを引き立てあっている感じ。
トーストに乗せて食べると、これまた美味しい。

作るのは簡単ですな。特に難しい技術は必要ないので。
チーズの入手が少々難しいかも知れませんが(シレネチーズはネット通販でも見つからなかったのですが、フェタチーズはちょいと高級な食材を扱っている店で入手できました)。

余談。
このミッシュマッシュを作るにあたって様々な料理サイト等を見て回ったのですが、それらのページの説明文には「ハンチョウ」という単語があるものも。
wikipediaに至っては、ミッシュマッシュのページ下部の関連項目の欄に「1日外出録ハンチョウ - 主人公・大槻がミッシュマッシュを探し求める回がある。」と。

・・・もしかして日本の調理師、料理研究家、料理好きの間では「1日外出録ハンチョウ =日本におけるミッシュマッシュの知名度を高めた作品」と認知されているのか・・・?
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