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2023年01月28日22:23

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ゴールデンカムイまとめて感想6

去年のポッキーの日の続き。長くなったので無料公開版とりあえずの最終回まで。本当はもう少しキャラごとの話とか書きたかったのですが予定は未定なので、とりあえず書き溜めたのはあと1回分です。

●312話
…これ残り2話ですよね!?はっっ、完全版商法…??
・最終回予想:結局梅ちゃんは再婚した上エコーロケーションを完全に会得しており、すでに手術を必要としない体に進化していた
・御神体まだ持ってたー!聖遺物じゃないとわかった後までも!

●313話
どんどん自分の役割を果たして舞台を降りていく役者たち…物語の終わりは近い。
・とりあえずこの段階で生き残りが確定してるのは有古…あとチカパシか。
・触らぬ神(カムイ)に祟りなしというやつなのか。
・骨より金より権利書。置き換わった!!!
・文字が小さくて読めないが次回“大団円”って書いてない…?信じて、いいの?

●もっと雑談
・原作漫画に入って杉本とか緒方とか言わなくなった代わりになつタローとかふさタローとか言い出した。なんで夏の読みがかんなんだよ!!かんたろうじゃ夏どころか北風小僧じゃないか!!取り囲むのは夏なのに北風じゃねーか!!ていうかこれこっそり一発変換できない名前が多くてコピペ多用中ですよ!!
それはそうと百之助ってモモの助とも読めるよな。父上に恥じない男になりなさい!
・最初からジャジャジャジャーン的に登場するキャラは結構少なくて、初登場時はモブの1人か1エピソード限りのゲストかと思ってたらいつの間にか再登場を重ねてメインになってるというキャラがかなりいるのでその意味でも読み返しは必須。
初登場イベントがアニメでカットされたコンビに関しては、夏太郎&亀蔵が土方さんに「オイラを弟子にしてくだせえ!」と言うシーンとか杉元たちとキラウㇱが土方陣営で再会して「あーっウコチャヌㇷ°コㇿの時の!」となるシーンが原作中にも描かれてないんだよね。だから下手すれば他人に言われて初めてあそこで初登場していたと知らされるレベル。
・主人公(ヒロイン)の父親あるあるで性格微妙な割にモテモテだったウイルクだけど、彼の昔の女がみんなアシㇼパに友好的でスネイプみたいにこじれてる人がいないのはよかった。正確には男に約一名。
・お題:第七師団で時代設定を無視してカラオケに行ったら同僚達が先を争って時代設定を無視して「Everything」を歌い始めた時の月島の表情
・記憶だけでなく、人も物も受け継がれていくというのが言葉ではなく心で理解できるのもいいよね。結構みんな片身の品とかポンポン人にあげちゃうけどもらった人がみんな大事に使ってくれてて(杉元なんて承太郎さんばりに帽子を脱がないし)、その小道具の由来を知ってる読者までありがとうという気持ちになる。二瓶の銃とインカㇻマッの服は少なくとも4人の手にわたっている計算になる。大事に使ってるんだなあ(涙)
・よく考えたら前半の盛り上がりに比べて終盤変態は探偵くらいしか出てないし都丹以降の入れ墨勢は全体的に薄いしで人によっては失速したように見えるかもしれない(笑)。その代わり怒涛の伏線回収やバトル音痴の私にもわかる壮絶な殺し合いの連続などが出てきて、いわば見どころが変わるんだよね。一気読みのおかげでもあるかもしれないけど、そのスイッチの変え方もうまかったなあ。

●314話
本当に大団円だった!!!!!!
・花屋。やっぱりイヤミは風ん中じゃねーか!!
・「主人公に何もかも及ばないうえ好きな人の心まで持っていかれてる親友キャラ」数あれど、その中で寅次は物語的には最も報われたキャラだと思う。もっとも本人は妻子を遺してかなり悲惨な死に方をしている上で、だが。大抵の人はこの死に方で親友に完全勝利するより一生主人公の引き立て役でもいいから生き延びたいと思うがな。
・アシㇼパさん笑顔が母親に似てきた!!
・夏太郎の法被の字が変わってるけど実はこれ彼の苗字だったらしい。すごいカミングアウトだ。
そういえば土方の下にいた時はずっと前の職場の制服着てたから、尊敬する土方さんの下にいたことを証明するものってあの傷くらいしか残ってないのか。前の職場の制服を着っぱなしだったキャラといえば尾形(と杉元)だが…
・谷垣に子供が15人ってそこも二瓶リスペクト!?でも破局するところまではリスペクトするんじゃないぞ!
それにしても谷垣の眉毛遺伝子が強すぎる。
・『ゴールデンカムイ』有数のツッコミキャラ・キラウㇱさんが門倉に毒されてしまったああー(笑)!!
どうするのよ!ガンブレーズウェストはたぶんもう終わってるのよ!
・実はマンスールも初登場が思い出せないんだよなあ。ロシア人だからロシアで出てきてたんだろうけど、五稜郭に来た時のアオリが二階堂の名言だったから、思い出せないのは公式設定のはずだ。
・地味に生き残ったヴァシリも地味にフルネームが判明。ITって言ってるからバブル時代の話ではないようだけど、この日本人はどういう縁でこの絵を欲しがったのかな。
尾形は結局後世に何も残せなかったと言われていたけど、少なくとも宿敵と書くともは一生彼のこと覚えていてくれたんだな(涙)
そして本編30年くらい後の作品だというのもいいなあ。ヴァシリの青春時代の象徴というか。彼が老いた(というほどでもないが)後でも記憶の中のオガタはずっと若いままで、たまに夢に出てきてはあの時の勝負を何度となく繰り返していたのかもしれない。
後から知ったことだけど、あの絵の年代が少し後になっていることについては「尾形も実はあの場は生き延びていたんじゃないか説」という解釈もあるらしい。ひょっとしたら単行本加筆で答えが出るかもしれないけど、解釈の余地があって複数バージョン味わえるのもそれはそれでおいしいな。
・欲求不満にならない程度でしかもおおむねハッピーな方向で主要キャラのその後も描かれているんだけど、この「欲求不満にならない必要最低限のことしか明かさない」という匙加減がニクい。
さっきのヴァシリだけでも「最後の勝負でどのくらいの負傷があったのか、おそらくこれで狙撃手としては引退することになって絵に転向したんだろうな(逆に言うと、最悪でも絵が描けなくなるほどの後遺症が残らない負傷だった)、でもどういう手段を使ってかその後尾形の遺体は確認しているようだぞ、それを見て何があったと思ったんだろう」とか想像の余地がありすぎる。有古なんて「その後小刀を彫る機会はあった」ということしか明かされていないから自由度が高いぞ!
ていうかマジどうしてキラウㇱさん故郷を差し置いてアメリカまで付き合うことになったんだろう…もしや「昭和のアニメあるある・最終回で主人公がアメリカ進出(たまにアフリカに行くこともある)」をやりたかったのか…
・日本の反対側の果て・琉球の存亡を描いた『テンペスト』という小説があって、主人公がいくら有能でも史実では…というのが予めわかってるのがまたつらかったんだけど、ゴールデンカムイではその辺国立公園をうまく絡めて「主人公たちの頑張りが無駄にはならなかった」という演出をしたのうまい。
・ふむふむ、少なくとも3年後にも苗字呼び。3年後とはいえアシㇼパさん最高でも18は越えてないだろうし妥当か。
・白紙の手紙は某異世界では絶交の意味になるのに!ひどい!
・結局入れ墨勢24人で生き残ったのは3人だけで、しかも全員海外に出てしまったという。日本だと銭湯入れないしね!
・最後のシーンが明治45年として終戦まであとざっと35年…みんな生き残れ。
あと明治45年というとこころの前半部分あたりか…
・新しい国が生まれた!
え?海賊王は金貨にしないのかって?ロン毛はバストアップが描きずらいから嫌だってヅラ正和氏が!
・これ私が今まで読んだ最優秀最終回同率1位のうしおととら、鋼の錬金術師の2作に加筆前の段階で並んでるよ!?加筆したらどうなってしまうんだ!?

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