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2023年01月21日17:33

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「ハクメイとミコチ」の飴色玉ねぎと味噌風味のソース&蒸し野菜・揚げ芋

今回の漫画飯は、樫木祐人作・KADOKAWA発行の「ハクメイとミコチ」。その11巻に登場する蒸し野菜の盛り合わせに飴色玉ねぎと味噌風味のソース、揚げ芋の和え物を作ります。
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以下、漫画の画像は同作品より引用。
この作品は英国で英語版が販売されていますが、そのタイトルが「Hakumei&Mikochi」。
そのまんまですな。

ハクメイとミコチの友人で吟遊詩人のコンジュが、酒場で「コンジュ会(ディナーショーのようなもの)」を開催することになり、そこで出す料理をミコチが作ることに。
で、ミコチはいろいろ考えて様々な料理を出すのですが、
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その中で私が気になったのが、蒸し野菜の盛り合わせに飴色玉ねぎと味噌風味のソース、揚げ芋の和え物。
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今回はこれを作ります。

作るのですが・・・このソースが何者なのか?
そもそもこの「飴色玉ねぎと味噌風味のソース」という表現、これは「飴色玉ねぎ」と「味噌風味のソース」で別々のものなのか、「飴色玉ねぎを使った味噌風味のソース」なのか・・・
ふきだしの形からすると後者のような気がするので、今回はそれで行きます。

では、そのソースを作りましょう。
みじん切りにした玉ねぎを炒めます。
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大量の玉ねぎをオレイン酸が豊富なベニバナ油とハイグレードなキャノーラ油を使用した、ヘルシーな高級油で炒める。
体に良さそうね。
熱が均等に伝わるように、フライパンに時々少量の熱湯を加えて蒸発させて、という作業もしながらひたすら炒めます。
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飴色になってきたら、味噌を味醂で伸ばしたものを加えて混ぜて、
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ひと煮立ちさせたら完成。
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なお、味噌もこれまた上等なもの。
100%国産有機JAS認証の玄米、丸大豆、天日塩と湧水を使用し有機JAS認証の工場で生産された本格味噌です。醸造にこだわり、木樽のなかでじっくり熟成させたものなのだとか。
半分は温野菜用に。
残り半分はさらに味醂を加えてゆるくして煮立てて、揚げ芋と和えるのに用います。

次は温野菜。
我が家の冷蔵庫を見ると、ブロッコリー、蕪、人参があったので、それを使いましょう。
切った野菜を洗って、鍋に入れます。
我が家の鍋は無水調理に適した3層構造の鍋でございます。
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あと揚げ芋のために、一口大に切ったジャガイモも入れます。

蓋をしてインダクションレンジのスイッチオン。
鍋蓋がカタカタ鳴るまでは強火、カタカタ鳴ったら弱火に。
数分後、ジャガイモ以外の野菜を皿に盛って、ソースを添えれば。
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あとは揚げ芋。
蒸したジャガイモに薄く衣をつけて。
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これをインダクションレンジのフライモード(180度に設定)で、先述のヘルシーな高級油で揚げます。
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揚げた芋の油を切って、先ほど作ったソースで和えれば。
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これで完成。
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実食。
ああ、このソースいいわぁ。
炒めた玉ねぎと味噌の濃厚な味が、温野菜と実によく合います。

揚げ芋のほうも美味しい。
この「蒸したジャガイモに衣をつけて油で揚げて、それに味噌ソース」というのは埼玉は秩父のご当地グルメ・みそポテトからヒントを得て作ってみたのですが、これが大正解。
漫画に出てくる料理の再現という観点からすれば疑問符がつくかもしれませんが、これが美味しいのは間違いない。

さて、最後に余談。
この作品、2018年にテレビアニメ化されているのですが、調べてみたら音楽を手掛けたのがEvan Call。

・・・Evan Call?
エヴァン・コール?
エバン・コール?

あら、昨年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の音楽を手掛けたアメリカ人の作曲家の方だったのね。これにはちょいと驚きました。




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