毎回困ってしまう２歳Ｇ�機�
でも今年は血統的な魅力のある馬が目白押しで、
そんな魅力で馬選びをしていきたいですね。
第74回 朝日杯フューチュリティステークス (G��)
阪神競馬場 芝1,600m 2歳 国際 馬齢
先週のリバティアイランドもそうなのですが、
その実力を見せているわけではなくても、
血統的な魅力満載の馬が、期待通りに実力を発揮する。
先週の阪神ＪＦは、まさしくそんなレースでした。
先週の阪神ＪＦでは、リバティアイランドが優勝したことで、
父馬のドゥラメンテは、これで初年度産駒から３期連続で、
Ｇ�鞠呂鮹太犬気擦覯�挙を成し遂げていて、
これはディープインパクト以来の快挙になります。
残念なことにドゥラメンテ産駒はあと3期しか出てこないので、
もしも残り3期ともＧ�鞠呂�出てきたとしたら、
初年度産駒からラストクロップの年までＧ�気鯒攴个径海韻�
ことになり、これは史上初の快挙になります。
その馬を見る時に、どうしても父母は何かというところに、
つい目がいきがちですが、それほど近年の日本の競馬は、
父馬や母馬が名の知れた名馬ということが多く、
血統としての魅力に興味が湧いてくることが多いです。
先週の阪神ＪＦでは、優勝のリバティアイランド以下、
5着までの馬はマークもしていなかった馬ばかりですね。
(ごめんなさい)
でも父馬を見ると、サトノダイヤモンドやキンシャサノキセキ、
ダノンバラードなど、新興勢力の種牡馬が多く、
唯一種牡馬実績も多い馬といっても、ルーラーシップ産駒でした。
全体的に新しい種牡馬の子たちが多く活躍できたところが、
もう一つの阪神ＪＦの面白さだったのかもしれません。
今週の朝日杯ではどうでしょうかね。
近年の朝日杯ＦＳ優勝馬からは、翌年のクラシックを制覇する
馬は現れていません。１０年前のロゴタイプ（皐月賞優勝）まで
遡ることになります。
とはいえ、３年前のサリオスのようにその後のライバル馬として、
大活躍する馬も多いです。全体的にはホープフルS組に
水をあけられている感はあるのですが、ホープフルS組に
準じる力の持ち主であることは間違いありません。
6枠12番 ダノンタッチダウン
最近のダノックス陣営は強いですね。
わりと例年Ｇ�亀蕕稜呂鮟个靴討�るので、
ダノックス陣営の冠名、ダノンを見ることが多くなりました。
朝日杯ＦＳでは特に強くて、過去１０年ではダノックスの
馬が２頭ダノンプレミアムとダノンプラチナが優勝しています。
このダノンタッチダウンは、昨年のホープフルＳの優勝馬、
ダノンザキッドの弟にあたります。
母のエピックラヴはダンシリの子ですが、
産駒実績が非常に高いです。ダノンザキッドだけではなく、
ミッキーブリランテも含めると、Ｇ�気砲盪伽錣任�る
レベルの馬が、こうして3期連続で現れています。
重賞実績はなくても、母として名牝と呼べる馬ですね。
父はロードカナロアですので、どちらかというと
マイル向きに出てきているかもしれません。
この距離は適距離ですけど、来年はダービーではなく、
マイル路線に進むのかもしれません。
1枠2番 ドルチェモア
新設されてからまだ８回と歴史の浅い重賞ですが、
２歳重賞の中でも破格という程の実績馬を出しているのが、
サウジアラビアロイヤルＣ(東京Ｇ�掘┝�1,600m)です。
このレースの優勝馬であるドルチェモアは、
それだけで侮ることのできない存在と言えます。
とにかくドルチェモアを除く過去７頭のサウジＲＣ優勝馬の内、
サウジＲＣの他に重賞優勝していない馬は昨年の
コマンドラインただ１頭しかいません。この馬はまだ現役なので、
この先重賞優勝する可能性は残していますけど。
それ以外の６頭はいくつもの重賞で優勝しており、
４頭はＧ�鞠呂砲覆辰討い泙后�
朝日杯ＦＳ優勝馬がサリオスにダノンプレミアムと２頭もいます。
南半球に渡って、Ｇ�鞠呂砲覆辰診呂發い董�
とにかくサウジＲＣの優勝馬は異常なほど活躍馬が多いです。
そんなサウジＲＣの今年の優勝馬ドルチェモアです。
父はルーラーシップ。キンカメとエアグルーヴの子という、
超良血馬ですね。それでいて海外Ｇ�気睛ゾ，靴診呂任靴拭�
そんな超良血馬を父に持ち、母は桜花賞馬のアユサン。
両親ともにＧ�鞠呂箸いΔ海譴泙仁媛箸里�ぼっちゃまです。
無敗で重賞を制している馬ですし、
このまま無敗のＧ�鞠呂鯡椹悗溝減澆砲覆襪任靴腓Δ�。
7枠14番 レイベリング
外国産馬ですが、父がフランケルという逸材。
実績どころか新馬戦勝ちを果たして上がってきて、
これが二戦目というキャリア。
むしろキャリア二戦目でいきなりＧ�気膨�むわけです。
こういう走らせ方ができる馬は、少なからず陣営としては、
かなりの自信を持っている証拠。それがまた不気味な存在です。
父のフランケルはガリレオ産駒で、サドラーズウェルズ系です。
ご存知の通り、欧州のマイル戦で無敗のままＧ�毅肱⊂，魎泙燹�
Ｇ�気韮隠鮎，鬚△押�欧州最強馬の一角に数えられる馬です。
母父は香港マイルの優勝馬ドックシダー。
ミスプロを経由していないので、ネイティヴダンサー系です。
両親の走っている距離をみてみると、マイル適性の方が、
強く出て来そうな組み合わせのような気もします。
この距離でのスピード能力は期待できると思います。
2枠3番 オールパルフェ
デイリー杯2歳S(阪神Ｇ�供┝�1,600m)でダノンタッチダウンを
0.1秒差でおさえて優勝した馬です。
そこからまず考えておかなければならないことは、
この朝日杯ＦＳが行われるコースで、
ダノンタッチダウンに選択して優勝できているという事実ですね。
そしてその決勝タイムが、昨年の朝日杯ＦＳの優勝タイムより速い。
1分33秒2ということなので、過去10年の朝日杯ＦＳのタイムで
比較すると、ベスト3の記録になります。
こんな風にコース実績やタイム実績をあげている馬というのも、
無視することはできませんよね。
デイリー杯2歳Ｓは、従来なら京都競馬場で行われるのですが、
京都競馬場の改修工事期間中の今年まで、3年間は阪神で
おこなわれてきました。結果的にこの3年間は、朝日杯ＦＳと、
同じコースで行われてきたステップレースになったわけです。
それで、過去2回のデイリー杯2歳優勝馬についていえば、
2頭とも3着以内に入っているんですよね。
京都開催だった4年前のデイリー杯2歳の時も、
この時の優勝馬アドマイヤマーズはその後朝日杯ＦＳで
優勝しています。意外とこの路線の優勝馬も捨てがたいです。
そして父が今年から初年度産駒が走り出すリアルスティール。
ディープインパクト産駒で、ドバイターフを制した馬です。
母父がルーラーシップなので、キングマンボ系でも、
わりとスタミナ豊富な血統という印象ですね。
マイルから中距離以上もこなせる力がありそうです。
8枠16番 コーパスクリスティ
2戦以上して無敗という馬としてもう一頭。
ただ重賞勝ちはないのですけど、父がエピファネイアです。
エピファネイアの種牡馬としての能力は、すでに名種牡馬の領域ですね。
三冠牝馬やグランプリホースをはじめ、何頭もＧ�鞠呂鯒攴个靴討い泙后�
そうした種牡馬実績を考え、血統の面で潜在能力の高さを感じるのは、
まず先にこちらの方かなと思います。
2戦して無敗で、すでに重賞勝ちもおさめているという馬が、
もう一頭…いるにはいるんです。でも、その馬よりも、先にこちらの
馬の方が気になってしまいました。
父がエピファネイアで、シンボリクリスエスの系統です。
これはロベルト系の良さをしっかり引き出し、
タフなところに定評があります。母系はキングカメハメハですので、
この馬もマイルから中距離以上にも活躍できそうな感じです。
来年はダービーでも注目の一頭になりそうです。
2戦して無敗。しかもしかも前走で京王杯2歳Ｓを制しているのが、
4枠7番 オオバンブルマイ です。京王杯2歳Ｓの優勝馬で、
朝日杯ＦＳを制した馬は、12年も遡って、ようやくグランプリボスが
見つかるという感じです。ただスプリンターズＳ優勝の
タワーオブロンドンという馬も出てきたりするので、
朝日杯ＦＳで優勝できるかどうかというと、
「ここではないんだよな〜」という馬が多いんですよね。
そういう不安要素があるのと、まだ日本ではほとんど
産駒実績のない父馬ディスクリートキャット。
ストームキャット系なのですが、この馬の力が推し量れません。
敢えて最後にもう一頭だけ挙げるとしたら
8枠17番 エンファサイズ 新馬戦勝ちから、
いきなりこの阪神ＦＳへの参戦です。
それだけでも不気味なのですが、その新馬戦で、
この阪神ＦＳのコースを経験しています。しかも阪神ＦＳの
優勝タイムに匹敵するタイムを出しているあたり…不気味。
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