ドイツ政府は、G7加盟国(日本も含む)が気候クラブを創設したと発表。これは、大ニュースである。
ドイツは今年のG7サミットで、各国が同一の炭素価格を導入する気候クラブの導入を提唱していた。
ドイツの産業界からは、EUの炭素国境調整税の導入が、中国などからWTOに提訴されて、新たな貿易紛争につながるという強い懸念が出されており、気候クラブの導入が求められていた。
ドイツはEUのエネ業界、産業界、航空業界の排出権取引市場に参加している他、2021年からは自動車と暖房燃料に独自に炭素税を導入している。
日本もようやく炭素税の導入、もしくはCO2排出権市場の創設に踏み切るのだろうか。
地球にとっては良いことだが、カーボンプライシングが導入されれば、日本でもガソリン代や灯油代が高くなり、インフレが加速される。
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