中低域からリボン振動板という唯一無二のスイス、PIEGA。
5年ぶりのモデルチェンジとなりますPiegaの「Coax Gen2シリーズ」です。
Coax411(ブックシェルフ)、Coax611(フロアスタンディング)の2モデルが日本へ到着。
ご来場される皆様へ初お披露目となります。
リボンユニットからキャビネットに至るまで徹底的に改善されたこのシリーズが奏でる音は、これまでのPiegaのイメージをはるかに超えるものとなるに違いありません。
ファーレンコーディネートの自社デモでは多数の写真や図解などのパネルが用意されて興味深かったです。
最大の特徴はマグネットの配置と数。
同軸2ウェイのリボンユニットの中央部は高域のツイーター部分です。
かつては裏側に置かれたアルニコ磁石だけだったので、振動板が出るのは磁力でも、戻るのは振動板に任されていた。
これを磁石を前にも置いて、出るのも戻るのも、磁力で均等にコントールできるように改良したそうです。
なるほどリボンツイーターは今も昔からもあれど、磁石は後ろのみ。
前後でプッシュプル駆動はなかったように思います。
そういえばウーハーでSANYOのOTTOであったか、前にも磁気回路を置いてプッシュプル?前だけ?でコントロールするものがありましたね。
同じく輸入する真空管アンプは売れ筋の70シリーズのステレオアンプのほか、モノラルアンプ賀増えていて、音場は真空管アンプではよりモノラルアンプとする立場からはいいことと思います。
ただ今回は夏用の暑くならないパワーアンプ選び。
したがって候補になりえません。
PIEGAも毎回ここが輸入する真空管アンプ駆動ばかりですので、別のトランジスターアンプでも鳴らしてみたいですね。
正直、リボンはエナジーが毎回自分の求める生ドラムを彷彿するまでに足りないです。
こちらのBrodmannは展示だけでしたが、唯一無二の鳴り方で好きです。
前を向いているのはツイーターだけで、ミッドは左右の横に向いていて、ユニットが裸で宙吊り。
ウーハーは横のスリット経由で低音を出してくるユニークさで音場が広いです。
その他展示です。
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