映画「ぼくらのよあけ」 感想

今回見に行った映画は「ぼくらのよあけ」、10年前に全2巻で刊行されたSF漫画のアニメ版だ。
当時星雲賞の候補にも選出されたそうだけど、今作が制作されるまで全く聞いた事が無かった。
ここ数年こんな感じで過去の漫画がアニメ化される事が増えたけど、中々成功しないイメージだ。


内容は、小学生・悠真の家が所有する⼈⼯知能搭載ロボのナナコが「2月の黎明号」と名乗る宇宙船のAIにハッキングされ、子供たちはこの宇宙船を帰すため極秘ミッションを始める展開だ。
宇宙船は悠真の住む団地の1棟に擬態するが、団地の取り壊し日が少しずつ近づいていく。

　
SFジュブナイル作品として王道なストーリーで、世界観は良かったが全体的にあっさりしていた。
宇宙船を救うミッションが実は親がやり残していたミッションだったのは面白い繋げ方だと思う。
映像はかなり奇麗だったね、人工知能のナナコの可愛さが今作の一番の魅力かもしれない。

　
ただ子供たちの物語なのにそこの絆の描き方が中途半端で、特に岸姉の扱い方が雑だった。
悠真以外のキャラの掘り下げも今ひとつ出来ておらず、ナナコたちとの別れに全振りした感じだ。
結構端折られたようで原作ファンも不満があるみたいだね、個人的には可もなく不可もなくかな。



今日のアニメ感想
ラノベが打ち切りラッシュとかで話題になってるけど、そもそも供給過多で当たり前なんだよな。
http://yaraon-blog.com/archives/228069
飲み仲間が5作品くらい出版してるけど良くて2巻までしか出てないし、何が売れるか読めない。

異世界おじさん　第8話
ようやく異世界おじさんが再開、そういえばアリシアが勇者だと打ち明けられて終わってたな。
勇者になったのがおじさんのせいで笑った、今までのキャラで一番いい関係になった感じだ。
就職してイキってくるメイベルがうざくていいね、今回は珍しくかっこいいおじさんばかりだった。
　
　

不徳のギルド　第8話
ヨケグモとのリベンジマッチはかっこよく終わったのに、トキシッコのおしっこネタで締めるとは。
今回でトキシッコ株が一気に上がったと思う、ただキッくんの相方はやはりひたむきが似合うね。
ひたむきはモンスターだけでなく人間からもエロい目で見られてるし、もうそういう体質なんだな。
　
　

うる星やつら　第7話
個人的にあたる、ラム、面堂、しのぶの4人で遊ぶようになってからのノリが好きなんだよね。
サクラの水着姿はいいね、さらっとサクラの婚約者つばめが登場したけど特に紹介も無かった。
少年が飼っていたポチがチェリーというオチは想像つかないよな、まあ妖怪みたいなものだが。
　
　

その他のアニメ最新話評価
○SPY×FAMILY　第21話
○悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました　第9話
○後宮の烏　第9話
△モブサイコ100 III　第8話
△恋愛フロップス　第7話
△陰の実力者になりたくて！　第8話
△アキバ冥途戦争　第8話
△マブラヴ オルタネイティヴ　第20話
△ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン　第20話
△虫かぶり姫　第8話
△農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。　第9話
総評
SPYはフィオナの心の中が甘々で笑う、悪ラスはクロードをいじるアイリーンが生き生きしてた。
後宮烏は自分が幽鬼だと気付かないパターンもあるのか、モブは宇宙人との交流がカオスだ。
恋フロは実は電脳の世界という展開か、陰実力はヒロインをかばって死ぬのはモブじゃないな。