日付が色々と前後してしまいますが、11月6日に訪れた函館本線の長万部(おしゃまんべ)駅です。場所は以下となります↓
https://goo.gl/maps/njhF2PJuqye4Zz7Y8
昔は「由利徹」(ご存知かな？）が「おしゃ・まんべ！」というちょっと下品なギャグをTVでやりまくっていて町名が全国的に有名になった時期がありました。
これで名前が知れ渡ったと由利徹は長万部町から表彰もされました。
1999年に逝去された時も葬儀の際には長万部町から弔電が届いたそうです。
道外の人だと「長万部」という文字が読めない人が多いらしく、道民でも長万部は読めても「どこにあるの？」という人も若年層に多いようです。
北海道は広いから仕方ないかもしれませんね。札幌までも230�勸漫�稚内や根室だと600�劼�らい(東京〜岡山に匹敵)ありますから。
鉄道としては函館から来た函館本線がニセコ方面に行くルートと、東室蘭や苫小牧方面に行く室蘭本線ルートの分岐点です。
特にニセコ方面はこの先険しい峠越えが何か所もある場所なので、たくさんの蒸気機関車の整備基地でもあった鉄道の要所でした。
だから昔は住民のかなりの比率が国鉄職員だったのです。大変に広い構内を持っていて多くの線路もありましたが現在は新幹線工事のためにかなり撤去されています。
今でも「みどりの窓口」のある有人駅ですが、現在は単なる分岐駅となってしまい住宅は多いけど観光資源はほぼ無い状況です。
駅裏に小さな温泉街がありますが、大きなホテルはありません。
以前はホームでも売っていた「かにめし」も現在は駅売店(しかも冷凍のみ）と駅前のお店「かなや」さんだけになってしまいました。
甘みの強い酢で仕上げた「かにめし」は絶品です。
この地で販売される数は少ないでしょうが全国駅弁大会などではしょっちゅう出ているようです。そちらの方で稼いでいるのでしょう。
ここは新幹線の駅が出来るのですが、観光資源はほぼ皆無で工業団地もありませんので利用客がどれくらいいるのか？とも思います。
ところでこの町のキャラクター「まんべくん」というのがあるのですが、8〜10年くらい前に「まんべくん」はツイッターで全国的に大変有名になったキャラであったというのをご存知でしょうか？
(「まんべくん」は添付写真参照）
それは「ものすごく口の悪いキャラ」としてでした。
私は見た記憶が無いのですが、なんでも「まんべくん」のつぶやきは、ツイッターや誹謗中傷になれている人でも非常に不快になるつぶやきばかりで読んでいて無性に腹が立つ、という意見も多かったそうです。
一部の人は町に苦情を入れたりしていたそうで、問題視した長万部町が調査をして「毒舌」を封印させたそうです。
原因は「まんべくん」のつぶやきはあるIT会社に依頼したそうですが、町を覚えてもらえるようにと会社側はきつめのキャラにしたらしく、それがエスカレートしてしまったようです。
会社に丸投げの町にも責任はありますので指導したようですが、運営会社を変えたのかどうかまでは分かりません。
でも若年層にも町名を覚えてもらえるきっかけにはなったようですが、誹謗中傷になれている人が激怒する、というつぶやきってどんなものだったのでしょうか？
軽く調べた程度では今は引っ掛からないようです。
いずれにせよ発注先に丸投げはよくないですね。企業同士であっても。
ともあれ新幹線開通も含めて長万部町の発展を祈念いたします。
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