mixiユーザー(id:1397418)

2022年11月20日18:00

71 view

人生リターン妄想

人生やり直せるなら。と考えるのはご法度だが、しばしば、あの時こうしていたら、ということはどうしても考えてしまう。
あーそうです。ご大層な人生ではないですよ。私の人生、一点の後悔もありません、といえるほどのご大層な人間ではないですから。ある程度の年齢・経験値を積んでくると、こういう人生も良かったなあ、、なんて思ってしまう。
そういうわけで、とても虚しくなるのを覚悟で、こんな人生だったら、という自分のやり直し人生願望を書いてみる。

やり直す時期としては、大学生くらいに設定かなあ。小中学生くらいだともっと大それたことを妄想してしまうので。
現実には、僕は、中央大学の文学部に一浪して入学した。入学時19歳。浪人中に頑張って勉強し、現役の頃はとても届かない大学には入った。
そんで大学に入ったら、部活、サークルを何やるかってことで最初に悩む。僕の年子の兄貴は、その2年前に現役で東工大に入ったんだが、突如、今までやったことのないヨット部に入部。結構真面目にやってたと思う。
その兄貴は、「大学に入ってチャラいサークルで適当にやるより、もっと真面目に打ち込めるようなことをやったほうがいいぞ」と言っていた。それもそうだなあ、と兄の言葉には素直に納得するものがあった。
最初は体育会系の部活も考えたが、いかんせん高校時代は不真面目な柔道部員で黒帯さえとっていないし、浪人中は運動などしていなかったので、あの厳しくて有名な中大体育会系についていけないだろうなあ・・というのはあった。
入学式の日、友もおらずトボトボ歩いていたら、いろんなサークルの勧誘にあったのだが、その中に軽音楽系のサークルに勧誘してくれた3年生の先輩と妙に気があった。
バンドブームの時代ということもあり、高校の頃、真似事みたいなことをしていたので、そのサークルに入ってしまった。
結果的に、ダブった2年とその後モグリで行っていた1年をあわせ、計7年もそのサークルに所属し、音楽にはドップリ使った。インディーズデビューまで考えたし、このサークルでの出会いが、文学、哲学、芸術やサブカルチャーなどを大いに吸収しその後の自分の人間形成の基礎になったのは間違いない。が、今は話の本筋ではないので、その話は別の機会に譲る。
ともかく、絵に描いたような悩み多き青春を過ごし、バンドなんかをやっちゃうような人間にありがちな、授業もロクすっぽでずに大学を留年しまくるような怠惰な時間を過ごした。ちょっと左がかっていたわけです。
ある意味、その時代が自分の原点だという宝の時間ではあったという思いがある一方、あの時代にもっと自分を鍛え上げ強くしておくべきだった、という後悔もある。

で、今、やり直せるのであれば、まず目標として「競輪選手」になることを掲げる。
競輪は、今は熱狂的に好きだが、その頃は興味なかった。プロアスリートのワンチャンスとして競輪選手は結構いけるかもなあ、という思いはなくはなかったが頭の片隅レベル。
今の気持ちで当時に戻ったら、競輪選手を目指したい。
では、そこから逆算しよう、となる。そすると、大学に入学して迷わずに、自転車競技部に入る。幸いにも自転車競技は、大学生くらいから始める人が結構いるので、他のメジャーな運動部より入部はしやすいだろう。
そして、競技種目はトラック競技を選択。ロードレースなどもやってみたいが、目標が競輪だから。
入学時に体力がダダ下がりなので、日々の部活の練習のほかに、ジムなどにも通って、筋トレは週3回を目処にやる。僕は基礎体力の向上は走ることだという信念があるので、ランニングは絶対にするが、専らジムのランニングマシーンとなるかな。
自転車体力をつけるトレーニングのため、ランは毎回5km、ペースは20分〜25分といったところか。ウェイトトレーニングは、上半身・下半身をバランスよくつけていくが、最終的にはレッグプレスなどは200kg程度を目指す。
これでジムトレーニングは1回あたり2時間〜3時間といったところ。
部活での練習は、恐らく朝錬が主体となるだろう。それ以外に、休日、長期休暇期間は日中の部活動練習もあるだろう。基本は毎回参加する。
そして、文武両道を信条とするため、授業はきちんと全て出席する。
となると、1、2年次は結構カツカツになるかもしれない。
例えば1限〜5限までフルで授業が入る日は、1、2年次でもせいぜい週1くらいだろうから、その日は、授業終了後の19時くらいにジムトレーニングをするようにする。
日中、授業が2コマくらいあくと、3時間程度時間があくので、そういう日はそこにジムトレーニングを持ってくるなどする。
そういう日は、バイトも出来そうなので、授業終了後にバイトを入れたりする。バイトは週2、3といったところか。1日4時間くらいできれば、月5万くらいにはなるだろう。実家暮らしであれば、5万小遣いと考えれば、なんとかなる。
ちなみに、実際には僕は大学時代、バイトしまくっていた。そのため授業もサボったりしたが、多いときで20万くらい稼いだ。あと、社会勉強だと思い様々なバイトをしたもんだが、やり直せるなら、どっか一箇所、そんなに稼げなくても継続できるようにする。何せ授業と部活がメインになるので。
3年次以降は、1,2年次に真面目にやっているため、履修授業も少なくて済むため、部活・トレーニングに割く事ができる。
そのため、休日は基本的には大会があれば大会に出場し、好成績を収める努力をするが、競輪場の愛好会もこの頃から参加しはじめる。
中大だと、近場で立川競輪場になるのか。プロになったら所属は京王閣が良いので、京王閣に愛好会があれば、そちらに参加して、師匠を見つけるようにする。
なお、師匠については、当たり外れがあると思うが、仮に人間的にいかがなものか?と思われる師匠にあたってしまっても、そこは耐え忍んでやっていく。
また、勉強に関しては、履修必須単位も減るだろうから、他学科履修なども積極的に取り入れ、幅広く勉強はしていきたい。
4年次は、履修は卒論のみの状態にし、自転車は競輪学校受験に照準を合わせるようにする。1浪すると、その当時は受験資格が24歳未満のためラストチャンスになってしまう(今は年齢制限を撤廃したが)。
それまでにインターハイ優勝等の実績があれば、実技は免除になるが、僕の場合は多分、そこで成績を残せる実力はつかないと思う。
そして4年次に競輪学校に無事合格。大学卒業後は競輪学校へ入学し、競輪選手へ。
競輪選手になってからは、またそれはそれで別の目標を立ててくると思うが、一旦、ここで競輪選手になる、という目標はかなう。

こう考えると、いろいろ楽しくなってくるし、いろんな想像ができる。
自転車競技部への入部は良いが、それでは自転車はどうするのか?
まずは、バイトで稼いだお金に、親から多少援助してもらって、10万〜20万程度の自転車を購入かな。トラックだとピストになるのか、ロードになるのか正直わからないが、とりあえず購入し、あとは、地道にタイヤ交換など、メンテナンスをしていって作り上げていく。
また、夏休みなどに短期集中バイトなどをし、都度、必要と思われる自転車、または部品などは購入していく。
数十万とか100万円を超えるような自転車はまず買わない。競輪選手が最終目的だから、大学の大会で道具を上級にして好成績を目指すより、低コストの自転車でいかに成績があげられるようにしていくか、を目指したほうが、お金もかからないし、実力もついてくるように思えるから。

といったように、別の人生を考えるのもワクワクして面白い。結構、具体的な青写真になったが、「そうはうまくいかないだろう」と言われそう。ま、妄想の話なんで、許してほしい。
人生とは、結構難しいもので、もちろん、どうせ妄想だし他の道を突き進みたいってのもある。どんな道を選択しようと、しっかりと結果を出すには、若い頃にどこかの時点で、「こうする」という明確な目的と方法を確立しなければならないこと。
そのために、あれもしたいこれもしたい、と様々な選択肢がある中で、その他のものを捨てて邁進しなければならないのだ。
選択の自由はあったとしても、選択してそれで結果を残そうとした時点で、限りなく不自由になっていくのである。
自由であって、現実は不自由なものが人生。それを若い頃に気がついていれば、もっと違う人生があっただろう。
若い頃は、なかなか気づかないものだ・・・

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年11月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

最近の日記

もっと見る