18年
ケニア、南アフリカ、フランス、
レバノン、ノルウェー、オランダ、ドイツ合作
監督:ワヌリ・カヒウ
主演:サマンサ・ムガシア、ジミ・カツ
82分
ケニア・ナイロビ。看護師になるのが目標のケナは、古いしきたりにとらわれた周囲の人たちに満たされない想いを抱いていた。ある日、国会議員に立候補した父の対立候補の娘・ジキと親しくなったケナ。やがてお互いを想う気持ちが、友情から恋心へと変わっていくが、二人の恋は命がけなのだと知ることになる。
同性愛が宗教上の理由で禁忌となっているケニアでは、本作は上映禁止となった。
製作国の多さからも、本作が紆余曲折を経て来たのだということが伺える。
内容は非常にピュアな同性愛が描かれており、好感が持てる。
故に、周囲の人々の理解のなさに心が痛んだ。
そして何と言ってもカラフルでポップな衣装と乗り物は、異国の文化を大いに感じさせ、思わず興奮した。切ないストーリーと反比例する部分だが、観れて良かった。
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