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2022年11月01日22:13
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10月の読書
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➀「足摺岬・絵本」(田宮虎彦/角川文庫)
�◆崚膾蠧Ｂ蔀司喀検�(島崎藤村/岩波文庫)
��「Vシネマ最期の弾痕〜骨は雨に濡れて〜」(谷岡雅樹/ぺりかん社)
�ぁ嵋無�行」(外岡秀俊/河出文庫)
�，鷲渋蟶酩憤奮阿法嵬犬涼罅廖岼枴豬残錙廖崘濂崗供廖嵳捗�の声」「子別れ」が収録されている。代表作の「足摺岬」は昔読んだような記憶があるがはっきりしない。他はすべて未読だと思う。新聞に関連記事が出ていたので読んでみようと思ったのだが、たまたま家の本棚に新潮文庫版が入っていた。昭和52年の発行になっているが、誰が読んだのだろう。兄弟か両親か？自分ではないはず、そんなことを考えながら、「霧の中」「異母兄弟」もなかなか読み応えがあった。
��藤村も好きな作家。おとなしそうなイメージだが、波乱万丈の生涯を送った人。次々に亡くなった幼い娘たちのことを書いた「芽生」、息子たちへの思いを描いて父親としての愛情が伝わる「嵐」、狂った姉を描いた「ある女の生涯」など印象に残った。注解で「御坊」のことを「僧侶を敬っていう語」とあったが、この場合は「死体を火葬する職業の人」が正しい。また藤村の三男の名前が「蓊助」なのに、解説と年譜で「翁助」となっていたので、岩波にメールで指摘したが、梨のつぶて。老舗の岩波も人手不足なんだろうか。
�０豌陲留撚茱侫．鵑世辰針瓦�友のことが、超有名な映画人たちとともに1章を割いて書かれていると聞いてさっそく読んでみた。筆者の谷岡雅樹はVシネマの専門家であり、自分もVシネマの初期の頃からかなりの数を観てきているので、その著書は過去にも読んでいる。独特の文体は熱く、Vシネマへの思いは十分に伝わる。ただ過去の本もそうだったが、今回もあまりにも監督名、俳優名、映画タイトル名などの誤字が多い。もったいない。かんじんの亡き友のことも亡くなった日が1年間違ってた。せっかく1章割いてるならもう少し具体的な映画ファンぶりを書いてほしかった。特に「高橋伴明監督『襲られた女』について、日本で一番研究を重ねた男だ」については、自分もこの映画のファンとして、もう少し彼ののめり込みぶりを書いてほしかったな。なお彼とのつながりで、自分のマイミクでもあるアール・ケイ氏についてもかなり詳しく（家庭の事情までも
）
書かれており、うれしい。
�て匹鵑任訶喘罎猫�の情報が入ったため中断した。偶然の一致だが、��の著者と�い涼�者はともに、札幌南高校の出身だ。これは学生時代に書いて文藝賞を獲ったもので、なぜか40数年ぶりに初めて文庫になった。石川啄木の足跡を追いながら、自らの過去をもたどる二重構造になっている。文章が精緻すぎて読みにくいところがあるのと、自分が啄木に詳しくないため、啄木について書かれた部分がけっこう理解に苦しんだのも事実だ。でも青春の部分の瑞々しさはよかった。
�◆崚膾蠧Ｂ蔀司喀検�(島崎藤村/岩波文庫)
��「Vシネマ最期の弾痕〜骨は雨に濡れて〜」(谷岡雅樹/ぺりかん社)
�ぁ嵋無�行」(外岡秀俊/河出文庫)
�，鷲渋蟶酩憤奮阿法嵬犬涼罅廖岼枴豬残錙廖崘濂崗供廖嵳捗�の声」「子別れ」が収録されている。代表作の「足摺岬」は昔読んだような記憶があるがはっきりしない。他はすべて未読だと思う。新聞に関連記事が出ていたので読んでみようと思ったのだが、たまたま家の本棚に新潮文庫版が入っていた。昭和52年の発行になっているが、誰が読んだのだろう。兄弟か両親か？自分ではないはず、そんなことを考えながら、「霧の中」「異母兄弟」もなかなか読み応えがあった。
��藤村も好きな作家。おとなしそうなイメージだが、波乱万丈の生涯を送った人。次々に亡くなった幼い娘たちのことを書いた「芽生」、息子たちへの思いを描いて父親としての愛情が伝わる「嵐」、狂った姉を描いた「ある女の生涯」など印象に残った。注解で「御坊」のことを「僧侶を敬っていう語」とあったが、この場合は「死体を火葬する職業の人」が正しい。また藤村の三男の名前が「蓊助」なのに、解説と年譜で「翁助」となっていたので、岩波にメールで指摘したが、梨のつぶて。老舗の岩波も人手不足なんだろうか。
�０豌陲留撚茱侫．鵑世辰針瓦�友のことが、超有名な映画人たちとともに1章を割いて書かれていると聞いてさっそく読んでみた。筆者の谷岡雅樹はVシネマの専門家であり、自分もVシネマの初期の頃からかなりの数を観てきているので、その著書は過去にも読んでいる。独特の文体は熱く、Vシネマへの思いは十分に伝わる。ただ過去の本もそうだったが、今回もあまりにも監督名、俳優名、映画タイトル名などの誤字が多い。もったいない。かんじんの亡き友のことも亡くなった日が1年間違ってた。せっかく1章割いてるならもう少し具体的な映画ファンぶりを書いてほしかった。特に「高橋伴明監督『襲られた女』について、日本で一番研究を重ねた男だ」については、自分もこの映画のファンとして、もう少し彼ののめり込みぶりを書いてほしかったな。なお彼とのつながりで、自分のマイミクでもあるアール・ケイ氏についてもかなり詳しく（家庭の事情までも
）
書かれており、うれしい。
�て匹鵑任訶喘罎猫�の情報が入ったため中断した。偶然の一致だが、��の著者と�い涼�者はともに、札幌南高校の出身だ。これは学生時代に書いて文藝賞を獲ったもので、なぜか40数年ぶりに初めて文庫になった。石川啄木の足跡を追いながら、自らの過去をもたどる二重構造になっている。文章が精緻すぎて読みにくいところがあるのと、自分が啄木に詳しくないため、啄木について書かれた部分がけっこう理解に苦しんだのも事実だ。でも青春の部分の瑞々しさはよかった。
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