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2022年10月17日01:00

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三島由紀夫のセックス観もうなずけなかった

 三島由紀夫はセックスについて、売春婦を抱いて筆下ろしはすませればよいと書いていた。

 当時だと、結婚するまでセックスはすべきではないものの、男として筆下ろしはすませるべきであり、売春婦とのセックスはノーカウントであるという書き方でした。

 三島由紀夫は芸者というようなことを言っているが、芸者と売春婦とは違うので変ですね。

 実家がお金持ちの三島由紀夫なら、けっこうなお小遣いをもらって芸者とすることもできたかもしれませんが、普通の人では無理です。

 ただ・・・売春婦を抱いて筆下ろしをするのがそこまで一般的だったか?というと・・・「うーん?」という感じなんですよね。

 特に地方では花街に行く機会もないし、無理だと思います。

 金持ちの学生ならというところですけど、当時は豊かでもないからそんなに遊べなかったと思います。

 それに当時、赤線地帯はなくなりつつあった。

 セックスは好きな人とするべきと考えられていた。

 しかし三島由紀夫はプラトニックな恋愛と、肉体的な恋愛は分けることが可能だと説いた。

 そんな器用なことってできますかね?

 遊び人ならできるでしょうけど、そういう人は「愛していない女とのセックスはノーカウント」、「愛していない男とのセックスはノーカウント」という感覚でしょう。

 どこか無理がある思想のように感じられた。

 そういうことを考えると、誰も真剣に愛せないように思う。

 歳をとって実感として感じられてきた。

 古い純潔教育になってしまうけど、セックスは好きな人とするべきだと思いますよ。
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