さて、前回の日記の続きである。
出演者の緒方恵美が言っていたが、自分が碇シンジを演じて以降、
ナチュラルな、まるで自然体のような演技が、アニメ全般に増えたという。
緒方も言っていたが、これは碇シンジ=自然体ではない。
碇シンジは14歳の心情をそのまま吐露するという演技であり、
14歳の心情を演技している訳であって、ありていの自然体であったり、
声をはらない演技ではないと言う。
この自然体風の演技、私が好きな、あ安部礼司でも増えていて
正直、私は聞きづらい。
舞台での抑揚を求めている訳ではないが、やはり台詞に
感情が乗っていってくれないと、聞きづらい。
自然体風の演技って、その場でごちょごちょ喋っている感じで、
良く言えば私だけに話しかけてくれている臨場感みたいなのを体験できるが
番組全体、芝居全体だと、抑揚がなさすぎて
何を言っているのか聞きづらい。聞き取りづらい。
こういう考え、やはり昭和で古いのかな。
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