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2022年09月19日12:14

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二節・アニマルワルツ〜三節・植物と人造生物のロンド|アリアンロッド2E

【TRPG感想】
先日は自分がGMのアリアンロッド2E(注1)でした。
ネームドモンスターを倒しまくるトワイライトキャンペーン第03回。
レギュレーションにも慣れてきて、PCも慣れてきて、、、その結果コタロー大活躍の回でした。
レギュレーションにフィットさせてキャラが強くなるのはよくある例ですが、、、。

では、まずはキャラクター紹介から。

◆キャラクター紹介
■名前(PL名):コタロー(ムク)
性別/年齢/種族:男/3/ベスティア:カニス
クラス:エレメンタリスト/シーフ/メンター・センセイ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1081

新しくレガシークラスの「ウォーロック」を生やしました。
最初は魔術判定ブーストするぐらいの効果かなと思ってましたが、大違い。
アルマさんのバフが入ると手番1個増えるだけで300〜400点入るので立派なダメージソースでした。

レガシーで1回、メジャーで3回、《ラストアクション》で復活してレガシーで1回、メジャーで2回の合計7回攻撃は痛烈でした。
PCってよりも動き方がボスっぽいわ(笑)。

ロール的特徴:
コタローとフォルティスのおかげで、ロールプレイは基本捨ててるこのキャンペーンでも楽しくセッションできています。
ありがとうございます。
あ、でもポケモン扱い(注2)が嫌だったらちゃんと言ってくださいね。
最初は楽しくても、何度も同じネタをされたら嫌だなーってこともあるはずなので。

その他:
コタローと同じように色々なキャンペーンでご一緒してるムクさんです。
とても優しい性格にいつも助けられています。
これからもよろしくお願いします。

■名前(PL名):フォルティス・イサナペンナ(kou)
性別/年齢/種族:男/19/サハギン
クラス:エレメンタリスト/ニンジャ/プロフェッサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1076

エレメンタリストとして順調な成長。
今まではコタローに追いつくために使っていた《シンクロナイズ》をルージを引き上げるために使うのは、フォルティスがパーティに馴染んできた証拠っぽくて面白かったです。
先手をとってコタローの露払いしたり、コタローが打ち漏らした時にフォローしたり、口では色々言いつつもちゃんとコタローと連携してるのも、いいキャラですね。

ロール的特徴:
フォルティスとコタローのおかげで楽しいロールプレイができています。
ありがとうございます。
憎まれ口を叩きつつもきちんとコタローの実力を認めてるあたり、かっこいい関係性を築けているなぁと思います。
魚人騎士はもう少し絡められたらなーと思ってましたが、すいませんでした(笑)。

その他:
キャンペーン歴は一番浅いkouさんです。
でも、持ち前の頭の良さで他の3人にしっかりくいついていくのは素晴らしいです。
これからどんどんデータが増えてきてGMも説明しきれなくなると思うので、頑張ってください。

■名前(PL名):アルマ・リコリス(青海)
性別/年齢/種族:女/49/ドゥアン(牙爪族)
クラス:ビショップ/サロゲート/プロフェッサー
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1078

フォーキャスターから《タクティカルプレイ》を取得。
行動済みになってしまうという欠点を「自分に《ジョイフルジョイフル》」という作戦で解決するという力技。
セットアップに9つのスキルを使いこなす様はTHE支援型という感じでした。
そんな積み重ねのおかげで他のPCが1回攻撃するあたり、300点弱の支援は凄まじいですね。
コタロー無双の陰の立役者だったと思います。

ロール的特徴:
一歩引いてるアルマさんですが、前回の《アニマルコントロール》の圧に続いて、今回も姐さんぽさが出ていて面白かったと思います。
あまりロールプレイをしないキャンペーンですが、引き続きよろしくお願いします。

その他:
色んなキャンペーンを一緒にやってくれている青海さんです。
今回の復活魔族は青海さん出典のタモンでした。
使いやすいキャラクターをありがとうございます。
またひっぱりだしたりするので、よろしくお願いします。

■名前(PL名):ルージ・スッフルチ(TS)
性別/年齢/種族:男/18/ヒューリン
クラス:メイガス/カンナギ/センセイ
ゲーム的特徴:
WEBキャラシーはこちら。
http://phirosu.php.xdomain.jp/arian/chara.php?id=1082

順調にフェイト成長と《魔術の王》取得に加えて幸運を引き上げる成長。
1回しかダメージロールを振りませんでしたが、最大フェイト15点を支払って、75D増加には度肝を抜かれました。
コタロー無双と言ってますが、ただ手番が来ないだけでルージも十分戦う力がある、とわかった一幕でした。

ロール的特徴:
PCが4人もいるとなかなかロールプレイしきれないことがありますが、今回はロールプレイ主体じゃないキャンペーンなのでこんなもんですかね。
TSさんの七色のロールプレイは、また別のキャンペーンで活かしてほしいなぁと思ったりします
、、、いや、乗っ取りやすいNPCを出す、、、か?
それはありだな。

その他:
色んなキャンペーンを一緒にやってる大ベテランのTSさんです。
七色のロールプレイを持つTSさんなので、もっと活躍できる場を作りたいなぁと思います。
はてさて、、、。

◆あらすじ
■前回までのあらすじ
幽界に迫る異世界からの脅威「黄昏回廊」。
赤く染まった回廊の中に現れるネームドモンスターの姿をした「影」。
凄まじい強さの侵攻に対抗するため、フェルシアは英雄たちを集めて総力戦を決意した。

前回集まったのは、
忍犬の里の期待のホープで、かつて七つの伝承武具を巡る冒険をしたコタロー、
魚人忍法を操り、エルダの生き残りの策略を打ち砕いたフォルティス、
ヴァンスター帝国の密偵にして、不死身の英雄が起こした火の災厄を止めたルージ、
神殿に拾われた孤児で、長年神官として働き、ルージと一緒に火の災厄を止めたアルマ、
の4人です。

アルマさんの支援でメイジ3人が超絶火力を発揮する連携でネームドモンスター8体を倒しました。
合計で倒したネームドモンスターは15体。
残りは76体です。

■オープニング
今回は前回と同じメンツなのでオープニングはシンプルに。
人類と来寇者が鎬を削る伍番都市ラピュータに神託が下り、物静かな長レムリアに迎えられる一行でした。
現れた復活魔族は「ちゅーちゅちゅ」という笑い声が印象的な鼠の顔を持つ魔族タモン。
色々と策謀をめぐらすのが得意な魔族でしたが、今回のレギュレーションだとあまり活躍はできず(笑)。
ほぼ捨て台詞を言うだけでした。

■1体目(合計16体目):"ギルマンの英雄騎士"ドラーダ・ディノス
前回倒しきれなかった動物シリーズ(注3)の最後のネームドモンスターです。
レベル70という未知の領域に、GMも気合を入れます。

フォルティス「義兄さん!」
ドラーダ「サハギンに弟を持った覚えはない!」

みたいな茶番をしつつ戦闘開始です。
呪文詠唱みたいなアルマさんのセットアップスキル宣言の結果、合計で200点近いサポートを受けたメイジ3人。

そしてコタロー無双が始まります。
レガシーの精霊剣での一撃。
メジャーで《精霊王招来》や《リゼントメント》も入れた3連続自爆(注4)。
自爆の戦闘不能からの《ラストアクション》で行動権を取得して連続行動。
同じくレガシーの精霊剣での一撃。
メジャーで2連続自爆。
怒涛の7連続攻撃で、ドラーダのHP3800点が削り切られてしまいました。

GM含めた一同空いた口が塞がらない感じでした。

■2体目(合計17体目):"四方の使徒"ファデラの影
動物シリーズが終わり、次の植物と人造生物シリーズに入りました。
とはいえ、、、ドラーダすら倒してしまったコタローを止められるわけはなく。
セットアップで「ファデラの影にダメージを与えられない」という効果にフォルティスがぎりぎり回避みたいな一幕はありましたが、あっという間に自爆一発で吹き飛ばされました。

■3体目(合計18体目):塊怨樹
ファーストエディションの頃からいる最古参のネームドモンスター。
個人的には恐らく最も倒されているネームドモンスターなんじゃないかと。
そんな冒険者たちを見守ってきた塊怨樹パイセンも、コタローの前ではただの切り株でした。
精霊剣1発と自爆2発でKO。

■4体目(合計19体目):キングキマイラ
やばい。あっという間に倒しすぎてメモが残っていない(汗)。
多分コタローがぶっぱなして終わったと思います。

■5体目(合計20体目):イビルソード
剣の類が効かない特殊能力を持つイビルソード。
さらに魔術を吸収して無効化する能力まで持っています。
ですが、精霊剣は「種別:精霊剣」なので関係なく、3連続魔術の前には1回無効化も暖簾に腕押しでした。
2回目の精霊剣で真っ二つに折られてしまいました。

■6体目(合計21体目):女王花
セットアップで場面全体にバッドステータス花粉をまく女王花。
GMがクリティカルしてPCたちが一瞬戦慄しますが、

アルマ「《パリペイティア》でふりなおし、お願い」
GM「ぐぬぬ、小手先の技を、、、(ころころ)どうだ。クリティカルはしなかったが達成値結構高いぞ!」
アルマ「うーん、じゃあ、まずは《リバーサル》で達成値下げて」
GM「むむ、まあ、いい。これでもまだまだ。《ベアアップ》がないフォルティスは厳しいだろう」
アルマ「フォルティスに《アドバイス》。《プレディクション》入りだから+2D」
GM「なんだと!」
フォルティス「一瞬花粉に飲まれたけれど、アルマ姐さんの喝で目が覚めた! 恩に着る!」
アルマ「ふふふ、そしてわたしは(ころころ)ほぼ固定値で判定成功」
GM「まあ、アルマさんに精神対決で勝とうとは思わないよ、、、とほほ」

攻撃力バフだけかと思いきや、細かい技も持ってるアルマさん。
さすがメジャーでやること捨ててるだけあって守備範囲が広いです。

そんなやり取りの後、コタローの4回攻撃で倒れた女王花でした。

■7体目(合計22体目):ミリオンズ
塊怨樹と同じぐらい古株なミリオンズ。
ただ塊怨樹と違って結構強敵として設定されています。
植物と人造生物シリーズでも、レベル50で最後から2番目の強敵。
しかもカバー要員を周囲に呼び出して防御する厄介さ、、、だったはずなのですが。

行動値アップの《スイミングラッシュ》3Dで18を出してフォルティスがコタローに先制。

フォルティス「はっはっは、わたしが露払いをしてやろう!」
コタロー「そんなのいらねーと言いたいが、たまには甘えてやるぜ!」

動物コンビがいちゃついてる間に、フォルティスの攻撃でせっかく呼び出した盾役は倒されてミリオンズは丸裸に。
7回攻撃があっても2回防げば結構コタロー無双じゃなくなると思ったのになー。
フォルティスがとてもいい動きでした。
コタローの3連続攻撃でミリオンズはなます切りになりました。

■8体目(合計23体目):ヤム・カァシュ
そして今回の大本命(注5)。
植物と人造生物シリーズのトリをかざるレベル70のトウモロコシの神様です。

さわやかな風が吹き抜けるトウモロコシ畑。
ヤム・カァシュが立つと、周囲のモロコシたちも彼を支えるように包みます。

ヤム・カァシュ「我が畑に立ち入る下賤な輩、成敗してくれる」
コタロー「俺の風で、こんな畑は裸にしてやるぜ!」
フォルティス「トウモロコシの油はよく燃えると聞くなぁ(火打ち石カチカチ)」
アルマ「これどっちが悪役だかわからないわぁ笑」
ルージ「まあ、正義の敵は正義ですしね、、、」

このヤム・カァシュ、HP3000点ぐらいあり、防御系切り札を何枚も持っている上に、さらにHP最大で復活するスキル持ち。
都合6000点以上のダメージを与えないと倒せない強敵です。

いつも通りコタローが自爆しまくってなんとか1回戦闘不能にしますが、防御系切り札を使い切って復活したところでコタローの手番がいよいよ終了します!

コタロー「(へろへろ)あとは《エアリアルスラッシュ》ぐらいしかうてねぇよぉ」
フォルティス「なんと?!」
ルージ「これは、さすがに、すごいなヤム・カァシュ」

実は元々の行動値はヤム・カァシュよりもルージが後だったのですが、フォルティスが《シンクロナイズ》でルージを引き上げ。
ここからはフォルティスとルージの連続手番でした。
く、本来の行動順なら(注6)ヤム・カァシュの出番あったかもなのに。
フォルティスの2連続魔法でがっつり削られ、今日初めてルージの手番です。

これまでギルドマスター代理として承認の仕事や爆撃符を使ったダメージ支援をしてちょこちょこ働いてはいましたが、、、。

ルージ「じゃあ、《三重並列詠唱》から《デイメア》の貫通ダメージ3連続で」
GM「なんで《デイメア》?」
ルージ「これが一番どんな敵にもダメージを与えられるから。属性も武器種別も関係ないし」
GM「なるほどー」
ルージ「1発目は《リゼントメント》、2発目は、じゃあ、せっかくなのでフェイト15点」
アルマ「はい、いつものセットで支援。ルージを支援するの久々ね」
GM「ぐぬぬ」

3連続のうちの2発目でおしまいでした。
ヤム・カァシュはトウモロコシ畑に沈んでいきました。

■エンディング
今回は時間がぎりぎりだったのでエンディングは省略。

◆反省と考察
ロール:3点
ゲーム:4点
ストーリー:3点
ボーナス:4点

ロールとストーリーは評価不能的な意味で3点。
しかしフォルティスとコタローは、小さいネタでもすかさず拾いに来るから素晴らしい。
ゲームは、順調に行って遅れを取り戻したので4点。
ほぼコタロー無双のおかげだが(笑)。
「遅れ」とは言うけれど、元から「多分回数とシリーズ番号はずれていくだろうなー」という見積のキャンペーンだしね。
ボーナスは、こんな歪なキャンペーンでもきちんと付き合ってくれてるプレイヤーさんたちに感謝を。

◯良かった点
・GMフレンドリーなプレイヤーさんでありがたい。

◯悪かった点
・このままコタロー無双か?

個別解説!

・GMフレンドリーなプレイヤーさんでありがたい。
このキャンペーンはよくあるFEAR風のオープニングやミドルやクライマックスがあるセッションではない特殊なレギュレーションで運用している。
そのために後だしになることもとてもよくある。
ロールプレイを不自然にぶつぎりにすることもある。
でも不満を言わずにその場のノリに合わせてリアクションしてくれるPLさんたちに助けられている。
本当に感謝しています。

・このままコタロー無双か?
粗筋にある通り、前回もコタロー無双といったが、今回はそれとは比にならないぐらいコタロー無双だった。
当然アルマさんの支援もあったからだけど。
その無双のおかげでスピードが早かった、とも言える。
レベル70以下だと多分これから先はほぼコタロー+アルマさんだけで倒せるだろうなぁ。
残りのネームドモンスターは68体。
そのうちレベル70以下は33体、ほぼ半分。
さて、それでも盛り上げてくれるPLさんたちに甘えてこのままいくか。
何か策を講じるか、、、。

悪い点と強調するわけじゃないが、同じことの繰り返しでは人間飽きていくものだしなぁ。

普通のTRPGのレギュレーションだと、無双しすぎるPCに対してはメタ的な対策をしたりして、ドキドキワクワクを維持するものだが、今回のレギュレーション(注7)ではそれもしにくいので、、、。
まあ、みんなにどこかで相談してみようかねぇ。



というわけでトワイライト第03回でした。
慣れてきてスムーズにゲームが回ることは嬉しい反面、作業になってしまっては面白くないわけで。
そのバランスには今後も注意していきたいと思います。
とはいえ、ストーリーに重みをつけるのも大変だしなー。
さてさて、考えながら次回セッション準備をしましょう!




(注1)アリアンロッド2E:FEARが展開している剣と魔法のTRPG。
順調に新作を出すFEARさんですが、ダブルクロスとかアリアンロッドみたいな息の長い作品のサポートも続けてほしいなー。
歴史がある作品だと新参PLが入りにくいというのはわかるけれど、、。

公式HPはこちら。
http://www.fear.co.jp/ari/

(注2)ポケモン扱い:コタローが犬の姿であることから何度か言われたネタ。
「いけ、コタロー! 大爆発だ!」
みたいな感じ。

(注3)動物シリーズ:このトワイライトキャンペーンは、種族を軸にネームドモンスターを分類している。
全部で15の「節」に分けてそれぞシリーズと読んでいる。
ここまでマジェラニカシリーズ、動物シリーズ、そして植物と人造生物シリーズが倒された。
シリーズの中でレベルが低い順に倒す順番になっている。

詳しくはトワイライトキャンペーン用ページの個別ページ参照。
https://w.atwiki.jp/trpg_phirosu/pages/49.html

(注4)3連続自爆:エレメンタリストのコタローは当然《三重並列詠唱》は使えない。
ニンジャの《ダブルアーツ》と《異才》で取得した《ダブルキャスト》を駆使して《ブロウアップ》を3回使っているのだ。

(注5)今回の大本命:セッション始まる前は、ドラーダが大本命でした。
時間的にヤム・カァシュまで来ないと思ってたんだけどなー(笑)。

(注6)本来の行動順なら:IFを追及しても仕方ないが、、、。
本来の行動順でも実はヤム・カァシュの前にアルマの手番で《ジョイフルジョイフル》があった。
でも多分コタローとフォルティスじゃ削り切れなかったと思うんだよねー。

(注7)今回のレギュレーション:実は飽き防止のために「リビルド自由、キャラ変更自由」というルールがある。
つまりPL側で飽きたらPCを変更できるのだ。
まあ、それで遊んだPCで負けたら、本気のPCを持ってきて無双すればいい、と。
そんな対策必要かなぁと半信半疑だったが、今回コタローとアルマさんがガチ無双してくれたので、このルールが効果を発揮しそうである。
さて、どうなるかな?

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