半年に一度くらいなんかすごい気持ちを長文に叩きつけるあれの後半だ。
前半はこちら。
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■仮面ライダーギーツ
さまざまな期待と不安の渦巻くなか始まった4番目の令和ライダー。
モチーフとしてPUBGやフォートナイトのようなバトルロイヤルゲーが挙げられており、制作陣も「エグゼイドの監督&脚本、鎧武のプロデューサーで龍騎みたいなことやります」という素人目にもわかりやすい布陣。アッ鎧武の武部Pだから主題歌がまた湘南乃風なのぉ? 好きなん?
バトロワゲーというかバトロワそのものの要素も強い感じがした。ゲームで優勝すれば「自分の望む世界」が手に入る(ただしそれには何らかの限度があるらしい)が、ゲーム中に死んだら死ぬ、というのはどっちかというとデスゲームの文脈だ。ゲームスタートのたびに召喚され、それ以外のときは日常生活を送るというシステムもGANTZっぽい。いずれにしてもわかりやすくてよい。
主人公がとてもよいキャラをしている。「こいつはこういうときこうするだろう」というのがもう2話で生まれ始めている。
こいつなら「恵まれない子どものために戦っている」っていうのは絶対ペラッペラの嘘だし、それで借りたアイテムは絶対借りパクして欲しい! という期待が高速で回収され、俺が「クソ野郎www」と絶賛しているすきに、一応恵まれない子を見捨てるわけじゃないという描写が差し込まれる。ヘイト管理もちゃんとしている。
こういう「共感はできないけど行動原理がわかりやすい奴」が主人公としてお話を引っ張ってってくれるのはとてもありがたい。一方、2号のほうは正義感が強くて共感性の高いキャラだが、今のところどういう奴なのかはよくわからない。「正義感が強い」だけではヒーローとしての個性がないのだ。これから互いに影響しあって変わっていく姿を見せてほしい。
……いや、今の段階で受け取った情報から今後の展開を期待するのはやめよう。
ゼロワン序盤のハードなSF路線も、セイバー前半の仲間との絆も、リバイス序盤の悪魔との付き合いも、俺が勝手に期待してたものとは全く違うものになっていった。
今の段階で「つまりこういう話になるのね」と先読みする姿勢は不幸を呼ぶ。何が起こるのかわからない、瞬瞬必生の姿を楽しみにしていこう。
■デリシャスパーティプリキュア
スピリットルーさんの言動が食欲ヘタクソ勢につきささる。俺も仕事が詰まってくると「食事は無駄。栄養だけ欲しい」ってなりがちだからな……
■暴太郎戦隊ドンブラザーズ
またこの戦隊、特に苦戦してないのにパワーアップしてる……別にパワーアップアイテムの販促をするのにボロボロに負ける必要はないということをドンブラザーズは教えてくれる。プリキュアもその場のテンションで新アイテム出していいんだよ。
というか敵幹部を一刀のもとに切り捨てた上、そいつのお葬式に出席する戦隊レッドって何なんだよ。なんでこんなむちゃくちゃなのに面白いんだ。
■ダイの大冒険
テレ東を失ったのでアマプラで数日後(だいたい翌週土曜)に観ている。
最初「なんで数百年も言葉を発しない無口キャラのCVが子安なんだよ」って思ったし、それが「全然無口キャラではないが、CV子安であることが周囲にバレないようにバーン様から無口を強いられていた」という形になるのは原作を読んだときより説得力があって良かった。正体知ってる人の前で子安ボイス出したら一発でバレちゃうもんな。もっと特徴のない声の人が本体ならよかったのにね。
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