近年、稀に見るクソ会見

バス園児死亡 車内から空の水筒
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=7102423
会見をyoutubeでほぼほぼ全部見た。
3時間近く質疑応答やってた。1時間過ぎたあたりから会見自体が
グダグダになってきたが、それでも記者が質問して
真実に近い真相が見えてきた。

だからと言って、一人、死人が出ていると言うのに
園側の人間が、薄ら笑いを出しながら行って良いものではないと思った。
園側の人間もそうだが、同席した弁護士も同じだ。
本当にひどい、クソ会見だった。

ここ近年だと、北海道の遊覧船の社長が行った会見がひどかったが、
それ以上のクソ会見だった。

園の方の内情も察することは出来ますよ。
ただ、媒体が報道する記者会見で、言って良い事と悪い事、あると思う。
細かい数字を聞かれたら、やはり数字が分かる人間を同席させるべきだった。
こういう教育、社会福祉の分野の企業、現在はそれ以外の多くの企業が
ヒヤリハットは当然のように行われていて、
ISO取得条件にもなっているくらいだから、世間の常識とも考えられるが
それらを把握できないというのは、
言い換えれば、死人が出ても仕方がないと言っているに等しい。

園側のそういう危機感が、この記者会見から伝わって来なかった。

記者会見に慣れていないという事もあっただろう。
だが、こういう場合は、ヒヤリハット、今回は死人が出た事故を起こしたのだから
改善策を取る、もしくは、改善策を検討していると答えるべきだった。
死人が出ても致し方なしでは、済まされない世の中だ。

私は第三者で関係ない立場でこれを書いているが、
そういう人間でも、廃園は行き過ぎた提案だと思う。
被害者家族にしてみれば廃園でも軽いくらいの気持ちだと察する。
しかしながら、今回の記者会見を見るに、安全マニュアルがあっても
物理的に存在しているだけであって、行使している節が、
会見から伝わってきた場合、所轄の行政機関でも廃園やむなしのお達しを
出す可能性は十分にあると考える。

仮にも、安全マニュアルがあるけれど、マニュアル通りに
運営していなかったと、公言してしまったからだ。

仮にも認定こども園は、行政の査察が定期的に入っているはずだから、
所轄の行政機関の顔に泥を塗ったも同然と考える。

今回の事故は、たまたま運悪く、熱中症で亡くなったのだろう。
ふだんから近しい事故は起こっていたのだろう。
私の親族も、過去、この園ではないが、
寝ていたためバスに取り残され、バス会社車庫まで連れて行かれて
施設で、いるはずの人間がいないと問題になり、
探されて発見されたという事があった。
それ以降、要注意人物とされ、バスには後ろの方に座る事は
許されず、前に座らせたと言うのが私の家族の、今は笑い話だ。

どこにでもある話。誰でも起きる事故。
ただ運が悪かった。被害者家族にも園にも。
だが、世間体を気にして真剣に会見を行うべきだった。
今後の園の印象が非常に悪くなった、クソ会見の感想だ。