mixiユーザー(id:6393203)

2022年09月01日22:02

36 view

ロシア軍参謀本部の車に放火、女性を拘束 ウクライナ侵攻に反対か

■ロシア軍参謀本部の車に放火、女性を拘束 ウクライナ侵攻に反対か
(朝日新聞デジタル - 08月28日 17:49)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7089262

>>>>>
ロシア国営タス通信は28日、モスクワで国防省職員の車にガソリンをかけ、火をつけたとして女性が拘束されたと報じた。国防省職員や女性の身元に関する詳細などは報じていない。

 タス通信が司法当局者の話をもとに報じたところによると、女性はモスクワ市内の大通りで国防省職員の車に徒歩で近づき、ガソリンをかけて火をつけた。女性はその後拘束され、警察に引き渡されたという。

 ウクライナのニュースサイト「ウクライナ・プラウダ」がSNS上の情報を元に伝えたところでは、車はロシア軍参謀本部の第8局次長のもので、第8局はロシアメディアの検閲を担当しているという。また、拘束された女性は65歳で、ウクライナ侵攻に反対する姿勢も示していたという。
>>>>>

車へ放火した時に、誰かが乗っていたのかどうかはこの記事からは分からない。また燃やすにしろ、焦げたくらいなのか、爆発するくらい燃えたのかも分からない。それでも確かな事は、この火をつけた女性は相当の覚悟はあったのであろうという事。

その決断をさせたものが、果たして半年の戦争で我慢の限界がきたのか、それとも一身上の都合で余命僅かとでもなったのか。そういう行動の切っ掛けとなる何かがあったと考えるのが妥当であろう。

それでも多くのプーチンを支持するロシア人の中で、このような行動をする人々がいる事は救いであろう。

しかし、深淵な計画性があったというよりも突発的であるように見える。それでも何かをせずにはいられなかった。もしかしたら親戚や友人であるウクライナの人が戦死した報を受けたのかも知れない。

ロシアがクリミア半島を奪ったとき、世界の列強はロシアへの制裁を開始した。この時ほど、プーチンがゴルバチョフの事を恨んだ事はあるまい。あの馬鹿がソビエトを解体したのは仕方ないにしてもクリミア半島をウクライナに呉れてやりやがって、と。最初からロシア領土としておけば問題なかったのである。

だが、現実の歴史はそうではなかった。クリミア半島はウクライナのものであった。それを奪うまでは経済制裁程度で済んだが、ウクライナに侵略した以上、ロシアの全ての大義名分は失われた。だが、頑強なソビエト連邦の資産をもつロシアという国家は、それらの亡霊を使い果たす迄は夢は諦めらえまい。その夢のためにプーチンの命がいる、そういう戦争だろう。

たったひとりの反戦運動であった。この女性が無事でいられると考える理由はない。なにせロシア人なのである。どのような残虐な事も平気でする連中なのである。たとえ自国民であっても何をするのも平気である。良心があると考える理由がない。

そうやって愛国を恐怖で与えてきたのがソビエト連邦の方法であった。それがスターリンの方法であった。それをずうっと踏襲してきた。それ以外の方法論を知らないのがロシア人である。愛国と恐怖が等しいのである。

それを切り離すためにはロシア人はなんとも血塗られた道を行くしかない。もしこの女性が惨殺にも殺されるような事があったならば、プーチンは自分の死刑執行に自らサインしたに等しいと言えるだろう。

可能ならばロシアの政府も軍も警察も議員も富裕層も逮捕され裁判にかけられるのが望ましい。プーチンも無期懲役で人々から忘れられるのが望ましい。しかし、そういう道はなくなるかも知れない。

こういう反対する人々を殺してゆくたびにプーチンの命は消えてゆく。彼本人も知らぬ間に彼の脳髄がぶちまけられる未来が待っている事になる。

いずれにしろロシアの人々の前にはその後の再建が待っている。なぜプーチンを生み出したのか。そうまでして求めていたソビエトノスタルジアを感じるものは何故なのか。スターリンがロシアの地に打ち込んだものは何か。なぜ共産主義は力を失ったロシア帝国をターゲットとしたのか。なぜロシアの地で成立したのか。ロシア帝国が持っていたヨーロッパへの郷愁、劣等感はなぜ払拭できなかったのか。なぜウクライナとロシアはこれほど似た歴史を持ちながらもまったく異なる文化を育んだのか。

果たしてロシアとは何か。ウクライナとは何か。民主主義が民族に独立を強制する。ロシアは民主主義を否定するからウクライナの独立を危険と感じた。ウクライナは民主主義を目指す以上は独立する必要があった。

果たしてロシアはウクライナになる夢を見るか。ウクライナはロシアになる夢を見るか。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年09月>
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930