単純に捕まる場合、二手先、三手先を読んだけど、外れる場合、とりあえずエサをまいて、フェイント、食いつくと返しが外れなくなる場合、結果は「失敗」に見えても段取り、流れはいろいろ。
五輪汚職で電通のドンが挙げられた時、「自分はこんなに功績があるのに逮捕するのか」と言ったそうだが。
これが本当だったら白黒時代の映画に出てくる典型的な悪人を気取ったのやら。
今までは一応ちゃんと弁護士やらと相談しながら悪事を働いてきたのに。
もう年だからボケちゃったのやら。
あるいは世間の反感を買うように、裁判の流れを有利にするべく、いかにも間抜けな態度に出た、と検察側がセリフを膨らませたのか。は知らないけど。
建設会社だと99%の工事受注は談合だというので。
いつか定期的に摘発される、捕まるのは折り込み済み。
談合担当者はあらかじめそのつもりで娑婆にいる間はウハウハ贅沢三昧、酒池肉林、裏金つかみまくり、やりまくり状態の役得役職ポジションだというけれど。
広告代理店も過労死やら何度やっても直さないブラック企業なので、「その時用」の鉄砲玉は常においてるだろう。
中にはそこらへんにしとけ、ってな警告を出してるのに、引き際知らない奴やらぼけ老人が暴走しちゃって、どうにも止まらない、切り捨て、もあるだろうけれど。
大手代理店は芸能、国際的スポーツをはじめ権力にも取り入っての活動だから、年中無休で違法行為やりまくり、じゃこれまたもたないので。
読みやら調査やら顧問弁護士やらも含めて、普通は先読み、計画は何年か先まで立ててるだろう。
他にも民間世論調査会社やら権力側でも内閣調査室やらはそれぞれの分析があった上、誰がどのタイミングを計って、政策やらイベントやらしゃべるか、発表するか、言わない約束で進めるか、を提案するだろうし。
表に立つ政治家や公式発表なんかも、その時、その場の思い付き、瞬間湯沸し器みたいなアドリブ、はほとんどないだろう。
対して、報道機関やら世間は、いかにも与太話、そこらの茶飲み話同様でいちいち発言やら態度をとらえるので。事態の流れと食い違いが出ていく。
単純クレーマーはほとぼり冷めたら消えていく。
受け手のデモやら抗議は大抵、裏付けも計算も調査も前後の見通しもなし。
感情そのもの、その場しのぎでやるから。
大抵は政府官僚の絵図に乗せられ、自分でやってるように思ってても、大抵、手のひらで転がされて終わり。結果、体制安泰。
「崩壊」したように見えても、後継、やり手はいくらでもいるので官僚体制は盤石、左うちわ。
たまには反体制側、攻撃陣営にも、実を取る動き、二歩先、三歩後まで考える人間が出てきてもいいようなものだけれど。
おおよそ、思春期の子供同様、対案なし、目に入る、耳に聴くものとりあえず、混ぜ返して、全否定で終わり。
結果、明治以来の官僚体制は戦争に勝っても負けても、憲法変わっても、延々続いていくというのが現実。
国葬が気に食わないから止めろ、じゃ、あとが続かない。
経済も回らない。ぶつ切れ終了。
ならば国葬こそ滅多にない好機ととらえて、同日を「宗教被害記念日」に制定。
毎年、新興宗教被害を血祭りにあげ、活動停止、国外退去にもっていくきっかけにするべきだろう。
あるいは国葬をやるべき故人の功績はなんなんだ、というなら。賛成反対両派統合。
爺さんの代から長年続けてきた統一教会が出してきた被害は余人が及ばないんだから。
そのせいで、新興宗教の実態を世間が叩いてるわけで。
これこそが余人が及ばない絶対的功績。
統一教会被害、日本人家庭つぶしをもって、歴史的実績と認定。
故人も山上容疑者も国民栄誉賞同時受賞、ならどうだ。
これにて国葬根拠明確。
反対派だって認めざるを得ない。
単純否定ばかりが脳じゃない。
翻って、岸田氏側からすれば、誰が見てもわかりやすい、萩生田、杉田水脈両議員なんてのはガス抜き要員。
パソコン使ったことないのにAI担当になっちゃった桜田元大臣やら、沖縄開発庁がなんにもできない人向け伴食ポストであるのと同様、世間の反発がでかくなった時に辞めさせて状況を冷やすための鉄砲玉だから。
これを単純まっとうに、辞めさせろ、向いてない、と叩くと。
まるで権力にたてついてるような感覚になれて、ジャーナリスティック、訳知り顔になったような「やりがい」を感じちゃうのだろうけれど。
結果、毎度おなじみ体制固め協力行為。
たまに改憲を言っとけば、野党が反射神経的に「死守」を叫んで、現状維持命、政権よりも超保守になるのと同様、タダでできるフェイント、エサまき作戦。
官僚支配、この釣り針は食いついたら返しがぬけない。はずれない。
果たして本当に裏が出たのか。裏と裏とで表にするのか。
計算は何問連続ではずすか。正解何割で政界は動くか、つぶれるか。
◇引用◇
■岸田首相、リセット狙い裏目に=旧統一教会問題、強まる逆風
(時事通信社 - 08月21日 08:01)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=7080247
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