1月に母が他界して、遺産はそれほどではないと思っていたのですが、
一応金銭を管理していた僕も知らない定期預金などが出て来たりしました。
更に、土地の問題がありました。
僕の住まいは、建物は建て直したのは僕なので、僕の名義なのですが、
土地はお袋の名義です。
面積はそれほどの事がないのですが、宇都宮市の中心部なので、
地価はある程度の金額になります。
弟の土地と建物も何故かお袋と共有になっている事なども分かり、
これは相続税を支払わなければならないと覚悟せざるを得なくなりました。
特に僕の住まいの土地は、
小規模宅地の特例が受けられる事が分かり、8割減額されます。
そのためには、申告が必要だと分かりました。
はじめ面倒だから、どこかの税理士に頼もうかと思ったのですが、
税理士に頼むと、結構な金額が掛かりそうです。
それに、お袋には預金と土地きり財産がなく、債務などもないし、
そもそも遺産の全額が申告すべき金額をわずかに上回る程度ですので、
それほど複雑なものではないかと思い、
弟とも相談して、自力でやってみる事にしました。
一番面倒なのが、土地の評価です。
最初に、税務署の相談に行って、計算してもらおうかと思い、
5月26日に予約を入れました。
しかし、これは考えが甘くて、具体的に計算してくれないのですね。
一応、計算のルールを教わっただけで終わってしまいました。
税理士会でも無料相談をやっているので、
そちらで相談してみてはいかがかなどとも言われました。
税務署と税理士が一体になっているような感じもしました。
税理士会の無料相談が7月13日だったので、
それまでに申告書を作成し、サラッと見てもらおうかと思い出掛けました。
相続税の無料相談と言うのに、
担当された税理士は、土地の評価は難しくて、僕は分からないとの事で、
全く役に立ちませんでした。
その時、税理士でも土地の評価の専門家がいて、
そちらに委託する事が多いとの話がありました。
相続税の税理士費用が高くなるのが分かったような気がしました。
そして、ここまで出来ていれば改めて税務署で相談してはどうかと言われました。
そこで、7月20日に改めて税務署に相談に行きました。
僕が計算した結果を示し、これで良いかと訊いてみました。
相談の担当者はその結果を持って、専門の人に見てもらったのでしょう。
正確にはよく覚えていませんが、まぁこんなものでしょうかと言う感じでした。
どうして正しいとか誤っているとかキチンと言わないのか不思議なのですが、
申告してからでないと、厳密には言わないのでしょうね。
そして、8月5日に申告して来ました。
申告すれば税金を納めなくてはなりません。
今日、その金額を納めて来ました。
もちろん、その税額以上の預金がありましたので、
仕方ないかなとも思うのですが、
一度受け取ってしまったお金ですから、何となく惜しい気もします。
相続税全体からすると、僕の納めた金額は微々たるものかも知れませんが、
僕のような年金生活者には結構な金額です。
よく、税務署は税額を過大に申告した時は黙っているけれど、
過少に申告すると、追徴されると言います。
これが本当なのかどうかは分かりませんが、
申告に何か誤りなどがあれば、連絡があるのだと思います。
今の所連絡はありません。
今回、相続税の申告をしてみて、
妙だなぁと思う事が幾つかありました。
長くなりますので、また別の機会にでも書こうかと思います。
【今日の一句】
レジャーだよ 出来た行列 並ぶこと
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